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2019年に開催されたアストロワールド・フェスティバルの様子(Photo by Gary Miller/Getty Images)

ラッパーのトラヴィス・スコットが主催する音楽フェスティバル「アストロワールド・フェスティバル」のチケット10万枚が発売直後に完売し、米国人たちが再び大規模なイベントに向かいはじめたことが示された。

ヒューストンのNRGパークで11月5日から11月6日まで開催予定のこの音楽フェスのチケットは、5月5日に販売が開始されたが、30分で完売し、ツイッターでは多くの音楽ファンが不満の声を寄せている。

ヒューストン・クロニクル紙によると、このイベントに出演する可能性のあるアーティストは、メーガン・ザ・スタリオンやカーディ・B、エミネムなどで、ヘッドライナーはトラヴィス・スコットが務めるという。

スコットは、2018年に故郷のヒューストンでこのフェスティバルを立ち上げたが、2020年のイベントはパンデミックの影響で中止となっていた。

アストロワールドフェスは、昨年3月以降で最大級の音楽イベントになる見通しだが、観客数の面では、いくつかのフットボールの試合がこれに並ぶことになりそうだ。NFLのコミッショナーのロジャー・グッデルは、来秋にはすべての試合が満員のスタジアムで行われることを期待していると述べている。

また、多くの州で規制を解除する動きがあるため、大学のフットボールスタジアムが満員になることも予想される。

多くの州や自治体が規制を解除する動きを見せていることから、音楽ライブやコンサートが徐々に復活し、秋には多くのイベントが予定されている。しかし、保健省のトップは、社会を完全に再開するための唯一の安全な方法は、国民の大部分がワクチンを接種することだと述べており、一部の人々がワクチン接種を躊躇することがその妨げになるとの懸念が高まっている。

5月5日に発表されたギャラップ社の世論調査によると、米国人の55%はワクチン接種を躊躇する人が及ぼす影響を懸念しており、その比率は、ワクチンの供給状況を懸念する人々の割合の15%をはるかに上回っている。ジョー・バイデン大統領は、7月4日までに70%のアメリカ人に少なくとも1回のワクチン接種を受けさせる目標を掲げている。

一方で、ドイツ政府はワクチンの見通しが明るいからといって、慎重な姿勢を崩さず、毎年約600万人を集める秋のオクトーバーフェストを2年連続で中止することにした。オクトーバーフェストは9月18日から10月3日まで開催される予定だった。

編集=上田裕資

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