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メリンダ・フレンチ・ゲイツ(Photo by Bryan Bedder/Getty Images for THR)

ビル・ゲイツとメリンダ・フレンチ・ゲイツは、すでに巨額の財産を分割しているが、その過程でメリンダは保有資産が10億ドルを超えるビリオネアとなった。

SEC(米国証券取引委員会)への提出書類によると、ビル・ゲイツの投資会社であるカスケード・インベストメント社は、2人が突然の離婚を発表した5月3日に、18億ドル相当の株式をメリンダに譲渡した。これにより、メリンダの保有資産は少なくとも18億ドル(約1970億円)以上に達したことになる。

一方で、ビルの保有資産はわずかに減少し、1304億ドルから1286億ドルに減少したと推定される。

メリンダが受け取った株式の内訳は、自動車ディーラーのオートネーション社の株式が294万株、カナディアン・ナショナル鉄道社が1410万株で、それぞれ3億900万ドルと15億ドル相当の価値がある。

ビルは、ワシントン州カークランド本拠の持株会社カスケード・インベストメントを利用して、マイクロソフト株の売却益を含む資産を管理している。ビルは一時、マイクロソフト社のかなりの部分を所有していたが、長年にわたり保有株の大半をゲイツ財団に譲渡したり、売却した結果、現在の保有率は1%以下となっている。

今回の株式譲渡が、ビルとメリンダの離婚調停の一環として行われたことはほぼ間違いない。2人がプレナップ(婚前契約書)を交わしていたかどうかは不明だが、離婚申請書によると、ビルとメリンダは、ワシントン州の裁判官にseparation contract(離別契約:夫婦が別居しているが、まだ離婚していない場合に交わされる文書)の条件に基づいて資産を分割するよう求めていた。契約の内容は公表されていない。ビルはその他の資産を非公開の取引でメリンダに譲渡した可能性もある。

編集=上田裕資

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