キャリアに関する最悪の助言、無視する方法は?

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「私には分からないけれど、答えを探してみます」という言葉は強力だ。これは無知ではなく、解決策を見つけるため必要な行動を取る意思を示している。これが当てはまるのは、キャリアを始めたばかりの人だけではない。最高のリーダーは知的謙虚さを備えていて、自分が正しいことよりも新たなことについて学び理解することを選ぶ。

知識は経験を通して蓄えられることを覚えておくこと。知識不足を恐れず、知識の基盤を拡大するため学びを深める意思を持ち、業務の担当を自分から買って出ること。

4. あなたがすべきことは〇〇だ


知り合いから、求めてもいないのにこのようなアドバイスをもらったことがあるだろうか? この助言をする人は多くの場合、あなたのキャリア分野で全く経験を持たないことがあり、問題だ。さらにこれは、あなたを助けようとしている友人や家族であることが多い。

その人が実際にその状況を体験したことがない限り、こうした「助言」はただの意見で、有益なものではない。あなたが求める成果を出していない人からの助言は相手にしないこと。あなたが目指すことを実現した人に助言を求め、その場合でさえも自分のキャリアを形成するための規則としてではなく提案として考えること。

5. 情熱を追い求めなさい


この陳腐な言葉は善意に基づくものだが、誤解を招きかねない。あなたの「情熱」は(少なくとも現時点で)自分が好きなことと合致しているが、それでは焦点が狭くなり過ぎてしまう可能性がある。キャリアを始めたばかりの場合はなおさらだ。

情熱に従う代わり、好奇心に従おう。好奇心がある人は開放的だ。何が可能かを基準として世界を見るようにして、境界線を広げること。好奇心を持てば、新しく興味深い経験や人、機会を受け入れることができ、情熱のみに従っていたら考えもしなかったような職業さえ考えるかもしれない。

好奇心を持つことは生涯学びを続けることを意味し、これはどのようなキャリアにおいても資産となる。

翻訳・編集=出田静

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