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美容化粧品の購入に関しては、ベビーブーマー世代はZ世代よりも持続可能性を重視し、Z世代は多様性とインクルージョンを優先事項に据えていることが、最新の調査で明らかになった。

この知見は、スウェーデンを本拠とし、後払い決済に特化したサービスを提供するグローバルなフィンテック企業「クラーナ」が3月30日に発表したものだ。この調査は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック後における美容化粧品のショッピング傾向の変化を見極めることを目的としており、同社がこうした調査を実施するのは初めてのことだ。

調査対象は、2月時点で18歳以上の米国におけるクラーナのユーザー1万5000人。年齢層の各グループは、18~24歳のZ世代、25~40歳のミレニアル世代、41~56歳のX世代、57~75歳のベビーブーマー世代からなる。

この調査では、美容化粧品の購入にあたって持続可能な製品を好む人は、ベビーブーマー世代の31%にのぼることがわかった。それに対してZ世代では、この割合は19%だった。

また、消費者の80%は、購入の決断に際してブランドの価値を考慮すると回答した。

「ただし、美容化粧品を購入する際にどのようなブランド価値を最も重視するかと消費者に尋ねたところ、年齢層による意外で興味深い違いが見られた」とクラーナの米国事業部を率いるデービッド・サイクス(David Sykes)は説明する。「若い世代のほうが、多様性とインクルージョンに高い優先順位を置くブランドの商品を購入する傾向が強いことが、当社の調査データで明らかになった」

クラーナの調査によれば、回答者の67%は、パンデミック以前にはオンラインよりも実店舗での美容化粧品の購入を好んでいた。このグループの半数以上は、少なくとも週に1回は実店舗で美容化粧品を購入しており、Z世代の11%は週に3回以上、実店舗で買いものをしていた。

パンデミック中の実店舗での美容化粧品購入について、コンタクトレス決済やカーブサイドピックアップなどの要素によって改善されたかどうかを尋ねたところ、「オンラインで購入し、店舗で受けとる」方式を好むと回答した人は、ミレニアル世代では45%にのぼり、Z世代の41%、X世代の40%がそれに続いた。また、57~66歳の消費者の33%が「オンラインで購入し、店舗で受けとる」方式を好んでいるのに対し、67歳以上でこの方式を好む消費者は24%であることも、この調査で明らかになった。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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