ズーム会議で犯しがちな5つの過ち

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リモートワーク生活の始まりから1年が経ち、そろそろズームのスキルをステップアップする時だ。ズームが日常の一部となった今、無意識のうちに犯している間違いがあるかもしれない。以下に、よくある5つの過ちと、その簡単な是正法を紹介する。

1. 自分の顔を見つめてしまう


ズームの背景設定や、自分の身だしなみを確認する時以外は、画面上の自分の姿を見つめる必要はない。ミーティング前に簡単にチェックしたら、「セルフビューを非表示」にしよう。これをオンにすれば、ズームの他の参加者があなたの姿を見ることができる一方で、ミーティング中ずっと自分自身の顔を眺めなくて済む。

2. 画面に向かって話してしまう


自分が話すとき、画面上に映る相手の顔に視線を向けてしまうと、相手からはこちらがうつむいているように見えてしまう。相手の反応を確かめたり、意見や質問がないか確認したりするときに、時折画面を見るのは問題ない。しかし自分が話している間はほぼ常に、画面ではなくカメラに視線を向けておこう。

3. 背景が散らかっている


散らかった背景は、相手の気が散る原因となる。画面に映り込む背景はきれいに片づけておき、自分の祖父母に見られても恥ずかしくないようにしよう。散らかった家はもちろんのこと、仕事に不適切なものが映ってしまわないように。

ミーティングを始める前に、周囲をさっと確認すること。特に、普段使わない場所から参加する場合は注意しよう。奥の手として、壁のそばに座れば背景はあまり映り込まない。背景が自分とカメラに近ければ近いほど、背景が映り込む範囲も狭まる。距離が広がると、映る範囲も広がってしまう。

4. ミュートし忘れる


自分が話していない時は、マイクをミュートしておこう。マイクは、隣の部屋での話し声や、家の外の大きな音などの雑音をよく拾ってしまう。

全員を一斉にミュートにすることで、話し手は雑音に気を取られることや、マイク操作であれこれ指示をすることなく、話に集中できる。話し手が自分の番になったら自分でミュートを解除するやり方に慣れるまでは、「話すときには自分でミュートを解除してくれますか」と伝える必要があるが、会議中に何度も「誰かわからないけど、マイクから雑音が入っています。ミュートしてください」と繰り返すよりはましだろう。
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編集=遠藤宗生

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