合法大麻は年間1000億ドル市場に
そして、大麻デリバリーも同様に巨大市場に発展する可能性がある。投資銀行のコーウェンは、2025年までに合法大麻産業の年間売上高が401億ドルに達し、2030年には1000億ドルに達すると予測している。
ウーバーが大麻のデリバリー市場の一角を占めることができれば、新たな収益源となる可能性がある。
しかし、ウーバーはDrizlyの買収計画に、同社の子会社でコロラド州などで大麻デリバリーを行うLanternを含めていない。これはウーバーがこの分野への参入が時期尚早である考えているからだろう。
ピーター・ティールの出資を受けた、ハイエンド大麻のデリバリー企業「Sava」の創業者のアンドレア・ブルックスも、ウーバーがそれほどの脅威とは感じていないようだ。
「ウーバーが大麻デリバリーに参入するとしても、まだ先のことになる。ドアダッシュなどの企業も、連邦政府レベルでのが合法化が実現するまでは、手を出せないはずだ」と、ブルックスは話した。