大リーグ球団価値、コロナ禍でも上昇 ヤンキースが首位堅持


2021年版ランキングの上位10球団は以下のとおり(丸かっこ内は前年比の変動)。

1位 ニューヨーク・ヤンキース:52億5000万ドル(5%)
2位 ロサンゼルス・ドジャース:35億7000万ドル(5%)
3位 ボストン・レッドソックス:34億6500万ドル(5%)
4位 シカゴ・カブス:33億6000万ドル(5%)
5位 サンフランシスコ・ジャイアンツ:31億7500万ドル(2%)
6位 ニューヨーク・メッツ:24億5000万ドル(2%)
7位 セントルイス・カージナルス:22億4500万ドル(2%)
8位 フィラデルフィア・フィリーズ:20億5000万ドル(2%)
9位 ロサンゼルス・エンゼルス:20億2500万ドル(3%)
10位 ワシントン・ナショナルズ:19億2500万ドル(1%)

チームの価値は、収益のマルチプル(評価倍率)を用いて算出した企業価値(株主など所有者の持ち分の価値+純有利子負債)を表している。マルチプルは大リーグと各球団のこれまでの取引実績や将来の経済状態に基づいて設定され、総収入と営業利益(ここでは減価償却費を加えたEBITDA)は2020年シーズンのキャッシュの出入り(発生主義ではない)を計算している。球団が所有するスポーツ放送局の株式や関連する損益は企業価値や営業損益に含めていない。

情報はスポーツ金融の関係者や球団幹部、貸借契約書や公募債発行時の届け出などの公的文書、メディア権利の専門家などから取得している。

編集=江戸伸禎

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