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2021.04.27

【4月第4週資金調達まとめ】クラウド型手順書作成ツールのスタディスト、18億5000万円調達


Hacobu


調達額:9億4000万円
調達先:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ / NNコーポレートキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / Spiral innovation Partners / ダイワロジテック / 三井不動産 / 豊田通商

企業間のやり取りや物流現場の業務をデジタル化するアプリケーション群「MOVO」を提供するスタートアップ。

「MOVO」は、企業間のやり取りや物流現場の業務をデジタル化するアプリケーション群である。事業者・業界の垣根を超えた"モノと車両と場所"にかかわる物流情報をビッグデータとして蓄積し、物流全体が最適化された持続可能な社会を目指す。

2021年4月19日にはJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、NNコーポレートキャピタル、豊田通商、Spiral innovation Partners、SMBCベンチャーキャピタル、ダイワロジテック、三井不動産を引受先とする総額約9億4000万円の資金調達実施を発表。

調達した資金は、社会課題解決に賛同するステークホルダーとのパートナーシップ強化、アプリケーションの開発・販売、物流ビッグデータ分析基盤の強化にかかる人員の増強、ビッグデータ・ガバナンス体制の立ち上げ及び運用等の施策を推進に活用する予定だ。

ワープスペース


調達額:4億円
調達先:KSK Angel Fund / SMBCベンチャーキャピタル / スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー
備考:シリーズA / スパークス・イノベーション・フォー・フューチャーは宇宙フロンティアファンドを通じて、SMBCベンチャーキャピタルはSMBCベンチャーキャピタル産学連携2号投資事業有限責任組合を通じて出資

人工衛星向け通信サービスや小型衛星向けモジュール開発を行う、筑波大学発のスタートアップ。

同社は大学衛星としてJAXAの公募に採択され、これまで計2機の超小型人工衛星の打ち上げを経験している。

宇宙に関する高い専門性、JAXAをはじめとした研究機関とのパートナーシップ、筑波が擁する豊富な実験設備を強みとし宇宙開発事業を推進している。

現在は、2022年末の打ち上げを予定している世界初の衛星間光通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」向けの小型光中継衛星の開発を行なっている。

2021年4月には、スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー、KSK Angel Fund、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資による4億円の資金調達を実施した。
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文=STARTUP DB

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