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スポーツマネジメントを主たる業務とする株式会社スポーツバックスの代表取締役、澤井芳信さん。

自身も「松坂世代」の球児であり、1998年 春・夏連続で甲子園に出場、大学野球、社会人野球を経てスポーツマネジメントの道へ。

2013年に起業しスポーツバックスを立ち上げた。

海外での仕事は「わからないことを楽しむ」


アスリートの移籍時など海外での仕事も多い澤井さんは、これまでボルチモア、テキサス、ボストン、シカゴなど多くのアメリカの都市での仕事を経験している。

海外で仕事をするときに意識をしていることは、「経験しないとわからないことばかりなので、まずは楽しむことですね。新しい環境や新しい場所に行くこと、新しい仕事をすること、そういったものは僕の中で楽しめる機会というモチベーションです」と澤井さん。

澤井さんの最初のアメリカ生活となった街・ボルチモアでは「ボルチモア・レイブンスというNFLのチームがあるんですが、試合があるときにスーパーマーケットに行ったら、スーパーの店員さんがみんなユニフォームを着たりして仕事しているんです。もう本当にスポーツが街の一部になっているんだなという、いいカルチャーショックでした。

ボストン・レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークやシカゴ・カブスのリグレーフィールドは、街中に球場があります。

普段通っている道路が、試合の日は封鎖されて道路が球場の一部のようになって、そこでみんなお酒を飲んだりするんです」。


試合時には、道路が封鎖され球場の一部のようになるフェンウェイ・パーク(本人提供)。

スポーツを取り巻く環境にしても、ケーブルテレビ文化や、都市ごとに人口・経済規模・カルチャーが大きく異なるアメリカと、メディア環境も異なりエンタメの選択肢も豊富な日本という違いがある。

「そういうアメリカのスポーツカルチャーを楽しめたのは、自分の引き出しが増えたといいますか、固定概念に縛られないようにしなきゃいけないと考えられるようになりました」。

「価値」を委ねられる責任


澤井さんは、上原さんの現役引退後も、地上波のテレビ番組出演、YouTubeチャンネル、Yahoo!個人での執筆など、メディアでの上原さんの情報発信を手掛けている。

「YouTube『上原浩治の雑談魂』はちょうどコロナ禍の少し前(2020年1月)から始めたのですが、現在23万人以上のチャンネル登録者がいます。SNSなど、今はいろんな露出のやり方があるなと思いますし、このように登録者が増えるとひとつのメディアになります。

楽しんでもらうようにいろんなことを考えてやっていかなければならず。私だけの力ではなく、いろんな方に制作に入ってもらって一緒に作っていますよ」と語る。


スポーツバックス社内、澤井芳信さんのデスクの様子。

また、澤井さんはアスリートのマネジメントを手掛けるうえで「同じ価値観を持つこと、同じ方向に動くということは大切にしています」という。

写真=松平伊織 取材・文=市來孝人

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