食用大麻ブランド「Kiva Confections」の共同創業者Kristi Palmerは、そうした盛んなマーケティング活動は、実際の販売開始よりも先に動き出すだろうと考えている。規制や認可申請方法が最終決定されるまでは時間を要するだろうが、「(ニューヨーク州における)消費者の規模と可能性は巨大であり、同州は今後、大麻マーケティングの中心地となる」と同氏は予想している。
目下の課題
大麻用雑貨を販売する「Flower by Edie Parker」の創業者でクリエイティブ・ディレクターのBrett Heymanは、大麻の解禁から、実質的な合法化、税制の決定、規制下での大麻販売にいたるまでは何カ月もかかると指摘する。
そして、解禁直後のプラスの効果として、大麻関連の逮捕者が急減することで、有色人種に大きなインパクトがある点を挙げた。一方、マイナスの効果としては、「(合法的な販売が市場で開始される前に)法律で非犯罪化されることで、ブラックマーケットが勢いづく時間を与えてしまう」とヘイマンは指摘している。