求職活動の邪魔に? 気をつけるべき4つの悪習

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3. 常に職務経歴書をいじっている

素晴らしい職務経歴書を持つことが、採用企業に目を留めてもらい面接の機会を得る鍵だということは誰もが知っている。そのため夜更かしして、職務経歴書の書式を新しくしたり箇条書きをいじったりして完璧なものにしたいと思ってしまいたくなるものだが、これでは睡眠を逃すだけでなく時間を無駄にしている。

職務経歴書は重要で、説得力があるものにすべきだが、これは採用されるためのパズルの1ピースでしかない。どこかの時点で、実際の人間関係の構築や次の役割に何を求めているかの理解、経験についてどのように関連性を持たせて語るかの明確化など、戦略的な求職活動の他の要素に注目し始める必要がある。こうした項目に平等に時間をかけることで、求職活動に差が出る。

4. 多くの人に助言を求め過ぎている

これは一見、良い習慣に思えるかもしれない。学び、支援を求める意思を持つことは、より早くキャリアを前進させるために不可欠な特質だ。

しかし、誰でもよいので片っ端から情報収集のための面談を絶えず行い、求職活動を助けてもらおうと電子メールを大量に送付し、求職活動に関して思いつく限りのあらゆる質問をグーグルで検索し、見つけたアドバイスを全てつなぎ合わせているようであれば、圧倒された気分になり、理想の仕事を得る上で何をすべきか分からなくなるのは明らかだ。

さらに、喜んで助けてくれる人はいるにもかかわらず、求職活動では求めているような機会が得られないことさえあるかもしれない。

全ての人に助言を求めてそれをつなぎ合わせるのではなく、自分の支援ネットワークにどういうタイプの人がいたらよいと思うかを明確にし、キャリア目標を高め加速させるのに必要なリソースを見極めること。それができたら、それ以外は無視しよう。こうすることで集中でき、正しい方向により迅速に進めるようになる。

素晴らしい経験やそれを示す実績があるかどうかにかかわらず、こうした悪習には慎重にならなければ、魅力的な面接の機会や内定が得づらい状態になりかねない。今こそ、自分の求職活動の習慣を正直に見直し、キャリアを次のレベルへと引き上げるにはどの習慣をやめる必要があるかを考えるべきだ。

翻訳・編集=出田静

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