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新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた米国人の旅行者たちは、今年の夏のホリデーシーズンに間に合うように、欧州連合(EU)諸国への入国が許可される見通しだ。

欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は4月25日のニューヨーク・タイムズ(NYT)の記事で、米国でのワクチン接種が成功したおかげで、大西洋をまたいだレジャー旅行が復活すると語った。

ただし、ライエン委員長によると、政策変更の時期はまだ確定しておらず、旅行が解禁されるかどうかは、今後数カ月の間の米国と欧州におけるウイルスの感染状況にかかっているという。

ライエン委員長は、「米国ではワクチンの接種において大きな進展があった」と述べ、欧州の疫学的状況も改善されることを期待していると付け加えた。

米国内で接種されているファイザーとモデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの3社のワクチンは、いずれも欧州の機関で承認されており、ライエン委員長はこれらを接種した米国人たちは、欧州の国境で入国が認められると述べた。

NYTによると、米国政府とEU本部の間では、旅行者がワクチンを接種したことを証明する方法について、現在も話し合いが続いているという。

大西洋を横断する旅行は、パンデミックが発生した2020年3月以降、ほぼ全面的に禁止されているが、フランスやギリシャなどの国々は、ここ数週間で、ワクチンを接種済みの米国人旅行者の受け入れを今夏から再開し、観光業界を活性化させることを示唆している。

NYTは、ライエン委員長がEU域内での米国人の旅行に賛成していると報じた一方で、各国が独自に厳しいガイドラインを維持し、海外からの観光客に隔離を義務付けたり、完全に遮断するなどの措置をとる可能性を示唆している。

編集=上田裕資

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