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Apple Card (c) Apple

アップルのティム・クックCEOは4月20日、アップル独自のクレジットカードであるApple Cardを家族や友人と共有する「Apple Card Family」を発表した。この機能を使えば、2人でカードを共有し、それぞれの支出を管理できるほか、親が子どもの利用額に制限をかけることが可能になる(Apple Cardは現在、米国のみで展開中)。

「私たちがApple Card Familyをデザインしたのは、配偶者やパートナーたちとクレジットカードを共有し、一緒に信用を築いていく方法を刷新する機会があると考えたからだ」と、Apple Pay担当バイスプレジデントのジェニファー・ベイリーは声明で述べた。

これまではプライマリーカードの所有者がすべてのクレジットヒストリーを構築していたが、Apple Card Familyを用いれば、夫婦それぞれがクレジットヒストリーを構築できるようになることもメリットだ。

Apple Cardは手数料が無料で、毎日キャッシュバックがあり、支出を管理・追跡するためのデジタル機能も充実している。Apple Cardは、カード番号やセキュリティコード、有効期限、署名などがないため、一般的なクレジットカードよりも安全性が高いとされている。Apple Cardの利用者は、物理的なカードを持つことも可能だが、基本的にはデジタルでの利用を前提としている。

Apple Card Familyでは、最大5人までアカウントを追加することが可能にだが、新たなメンバーを加える前にFamily Sharingのグループに加えておくことが必須となる。Family Sharingは、アプリや音楽、ゲームなどのサービスを家族で共有するためのツールだ。

また、共同オーナーは18歳以上、アカウントに追加できる子供は13歳以上である必要がある。

アップルは、このツールが「子どもたちに自身で責任を持って支払いを行うことを学ばせると同時に、親たちに子供の買い物を把握する権限を与え、限度額を設定可能にする」と述べている。

さらに、18歳以上のユーザーは、クレジットレポートを選択可能なため、自身のクレジットヒストリーの構築を始められるという。また、互いを信頼し合う2人が別々のApple Cardを持っている場合、それらを統合することも可能になる。

編集=上田裕資

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