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アジア有数のカジノ都市として知られ、多くの中国人にとって人気のリゾート地であるマカオは、パンデミックによる観光客の減少で打撃を受けたが、大手旅行サイトのデータで、旅行客を取り戻しつつあることが明らかになった。

旅行サイトTrip.comによると4月8日時点で、5月の連休中のマカオのホテルや、往復の航空券の予約件数は、2019年に比べて20%の増加になっている。また、Trip.comのCtripプラットフォームを通じたマカオのホテルの予約数は、2019年の同時期に比べて2倍に伸び、マカオを発着するエコノミークラスの航空券のコストも、平均で50%割高になっているという。

Trip.comによると、マカオは現在、中国本土の住民が到着時と帰国時に14日間の検疫を行う必要がない唯一の出国先だという。マカオでは1年以上の間、新型コロナウイルスの新規感染者が報告されていないため、旅行者は到着時に陰性証明書を所持していることや、現地の安全対策や規則に従うことが求められる。

「中国本土の旅行者の間でマカオなどの目的地に対する人気が高まっていることは、膨大な旅行需要が存在することを示している」とTrip.comは述べた。

これは、香港市場に上場するカジノライセンスを保有する企業6社にとっては、嬉しい報せに違いない。その企業とは、サンズ・チャイナやMGMリゾーツ、ウィン・リゾーツ、メルコ・リゾーツ、ギャラクシー・エンタテインメント、SJMホールディングスなどだ。

バイドゥが支援するTrip.comは、コロナ後の旅行需要の回復を視野に入れ、新たな成長機会を模索している。同社は米国のナスダックに上場済みだが、間もなく香港市場で二次上場を果たし、10億ドル以上を調達しようとしている。

編集=上田裕資

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