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私が典型的な会社勤めをしていたとき、最高幹部以下のほぼ全員がメンターを見つけるため奮闘していた。業績だけではなく充実した支援体制を持つことが企業での成功の鍵となる場合が多いことが認識されていたのだ。

強力できちんと管理されたメンターとの関係がキャリアの軌跡に大きな影響を与え得るのは間違いない。しかしメンター指導の活用を誤り、こうした機会が無駄になることは非常に多い。メンターを探している人や最近見つけた人は、次の4つの致命的な間違いを避けること。

1. すぐに大きな効果が出ると期待すること


最高のメンター関係は、時間をかけて培う偽りのないつながりに根付くものだ。会ったばかりの隣人が臓器提供者になってくれることは期待しないだろう。それと同じで、新たにメンターになった人があなたの昇進のため、すぐにでも政治的資本を危険にさらして働きかけてくれると期待しないこと。

メンターが個人的に、あるいは仕事であなたのために努力してくれる意思があるか、それがいつになるかについては相手に判断を任せ、学びと成長の機会が持てることにただ感謝の気持ちを持とう。

2. 世話が焼ける人になること


組織で最も影響力があり行動的なリーダーの空き時間は、通常誰よりも少ないものだ。そしてもちろん、組織の半分の人はこうした人物をメンターにしたいと思っている。素晴らしいメンターを見つける機会に恵まれたら、手がかかる存在にならないようにすること。これはよくある過ちだ。

世話が焼ける人とは、自分にとって何が一番楽かに焦点を当てがちで要求が多い人だ。あなたとあなたのキャリアに投資する意思がある人を幸運にも見つけたら、メンター指導のプロセスが相手にとってできる限り楽なものになるようにするのが非常に重要だ。

相手が午前6時に仕事を始めることが多く、早朝会議が相手にとって最善な場合、朝早くコーヒーを飲みながら話すことを提案しよう。相手の空き状況に応じ、リピート設定された会議招待を送ること。議題はあなたの方で作成し、会議前にそれを送付しておく。

一緒に過ごす時間には、相手が真のつながりを築くことに集中できるようにするようにしよう。そのためには、メンター関係の維持に関する付随的な仕事はあなたが最大限担うべきだ。

ウェルビーイング(心身の幸福)に関する動画コンテンツを提供するグロッカーのローナ・ボーレンスティーン最高経営責任者(CEO)は「交流がコーヒーを交えたただの楽しいおしゃべりだけでなく、仕事における真の成長の機会となるようにする責任は指導を受ける側にある」と語っている。

相手の方が知識や経験はあるかもしれないが、メンター関係から何を得たいかを知っているのはあなただ。率先して関心がある話題を明らかにし、セッションの焦点を決めておくこと。

翻訳・編集=出田静

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