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フェイスブックはここ最近、様々な課題に直面している。先日は、5億3300万人のユーザーの個人情報がハッカー向けのフォーラムで公開されていたことが報じられたが、新たに発覚した事実は、28億人のアクティブユーザーに退会を検討させることにつながるかもしれない。

今回の情報は、米国の大学生と英国の著名メディアという全く異なる2つの情報源からもたらされたものだが、どちらも同社に対する信頼を大きく失墜させる可能性がある。

まず紹介したいのは、Zamaan Qureshiという名前の大学生によるツイッターの投稿だ。彼は先日、流出が報道されたデータに自分のものが含まれていることを知り、フェイスブックのデータをダウンロードしてみたという。

「そして、"your_off_facebook_activity "というフォルダをクリックしたところ、フェイスブックが私のインターネット上のすべての行動を追跡していることが分かった」と彼は述べている。

Qureshiが公開したビデオには、彼のブラウザの閲覧履歴を記録した数百ものファイルが映し出されている。その内容は、ピザの注文から大学への申し込み、政治関連サイトへの登録まで多岐にわたっていた。



さらにQureshiは、プライバシー設定から「フェイスブック外でのアクティビティ」を削除し、オフサイト・トラッキングを無効にした後も、このような事態が起こったと述べている。

「設定をオフにしても、フェイスブックは追跡を続けている」と彼は主張している。フェイスブックの利用規約には「(設定を変更した後も)当社は、ユーザーが訪問した企業や組織のサイトから、アクティビティに関するデータを受け取るが、それはユーザーのアカウントからは切り離されている」との記述があるという。

Qureshiは、過去にもこのような調査を行った経験がある。彼は「The Citizens」と呼ばれるグループが立ち上げたThe Real Facebook Oversight Boardのメンバーで、2018年のケンブリッジ・アナリティカ事件のスクープにも関わっていた。

編集=上田裕資

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