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Photo by Steve Jennings/Getty Images for TechCrunch

米国の暗号通貨取引所のコインベースは4月14日に、ナスダックに直接上場を果たす予定だが、それを前に同社は第1四半期の売上が18億ドル(約1976億円)に達し、過去最高の四半期となったことを発表した。

4月6日の株式市場の終了直後に、米国最大の暗号通貨取引所であるコインベースは第1四半期の売上が、前年同期の1億9060万ドルから約900%の急上昇となる18億ドルに達したと発表した。同社の昨年第4四半期の売上は、5億8500万ドルだった。

サンフランシスコ本拠のコインベースの昨年の利益は、3億2200万ドルだったが、第1四半期の利益は8億ドルと推定され、前年同期の3200万ドルの約25倍に達することになる。

暗号通貨への関心の高まりを反映して、コインベースの第1四半期の取引ボリュームは3350億ドルとなり、前年同期の300億ドルを大きく上回った。さらに、検証済みユーザー(身元が確認でき、取引が可能なユーザー)の数は前年同期の3400万人から、直近では5600万人に増加した。

2012年創業のコインベースは14日、ナスダックに市場にティッカーシンボル「COIN」でデビューする予定だ。暗号通貨ヘッジファンドPolychain CapitalのCEOであるOlaf Carlson-Weeは1月のフォーブスの取材に、コインベースの時価総額が「1000億ドルを超える見通しだ」と述べ、他の専門家と同じ見解を示していた。

その後の予想では、コインベースの評価額は700億ドル程度とも言われているが、それでも同社はエアビーアンドビーやウーバーなどのハイテク大手と肩を並べることになる。コインベースは、伝統的なIPOではなく、1億1490万株を直接上場させるダイレクトリスティングを選択した。同社は、13日に株式の参考価格を明らかにすると述べている。

コインベースの共同創業者でCEOのブライアン・アームストロングの昨年の報酬の総額は5950万ドルだった。これは、JPモルガンやゴールドマン・サックスのCEOの報酬を上回る金額だ。

編集=上田裕資

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