世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

元ラグビー日本代表主将、現在は経営者の廣瀬俊朗。その手にはプレモル。

ONとOFFの境界線が曖昧になっている。リモートワークの普及やコロナ禍によって気づかぬうちに心身のリズムが乱れ、コンディションが悪化している。そんな方も少なくないだろう。

この問題の解決には「ここからがOFF」という明確に線を引くことと、休息の時間をより充実したものにすることが有効だ。元ラグビー日本代表主将にして現在は経営者の廣瀬俊朗はどのようなOFFを過ごし、ONのパフォーマンスを上げているのだろうか。



駐車場に車を停め、エンジンを切る。外に出て、夜の潮風の香りを嗅ぐ。廣瀬が、湘南にある自宅に帰ってきたと感じる瞬間だ。玄関のドアを開け、子供たちの声と夕食の香りに急かされながらTシャツとスウェットパンツに着替え、ダイニングテーブルへ━━。

缶ビールのプルトップに指をかけて引く“カチッ、プシュー”。1日が終了するホイッスルだ。

「最初は、やっぱりキンキンに冷えた『プレモル』ですね。必ず、グラスに注ぎます。風味が良いのはもちろん、ビジュアル的に美しい。あのゴールドを見ながら飲むのは、至福の時間です」

楽しみにしていた最初のひと口。ビールが喉を通るとき、心身ともに力が抜けるという。完全OFFのスイッチが入ったことを自覚する。いよいよ自分へのご褒美時間の始まりだ。

廣瀬がプレモルを飲むようになった、いや“プレモル派”になったきっかけ。それは以前、府中にあるサントリー『天然水のビール工場』でプレモルを飲ませてもらった時だ。今まで飲んできたビールとは別次元の美味さに感動したという。

「『こんなに美味しいビールがあったのか!』と驚きました。その時の情景を今も鮮明に覚えています。以来、ずっと僕はプレモルです。きめ細かい泡、口の中で広がる深みがたまりませんよね」

廣瀬家の冷蔵庫には、プレモルが常備されている。それを知る仲間も多い。つい先日は、元サントリーサンゴリアスの真壁伸弥選手から〈香る〉エールの差し入れがあったそう。

「仲間と賑やかに飲む時は、プレモル。妻と二人でゆっくりと飲む時は、〈香る〉エールで、乾杯!妻は、フルーティーな味わいで余韻が爽やかな〈香る〉派で、とても飲みやすいと気に入っています」

廣瀬のように、シーンに合わせて飲み分けるのは、“最上級のOFF”を演出する大人の楽しみ方と言えそうだ。

「代表選手時代は1年のうち半分くらい家を空けていましたからね。今はOFFの時に、妻や子供と触れ合う時間を大事にしています。それが何よりもリラクゼーションできる時間なので」

ときには一緒に家を飛び出して、アウトドアへ。春は、自然に触れながらバーベキュー。夏は自宅近くの海をのんびりと散歩したり、花火で盛り上がったりすることもある。

「もちろん、氷で冷やしたクーラーボックスの中に入れたプレモルは、僕のお供。絶対に忘れません。大事なOFFのスイッチですからね」
 

趣味である読書で寛ぎのひとときを過ごす廣瀬。テーブルの上にはプレモル


プレモルは、OFFのスイッチ。オフタイムの最高のパートナー


じつは、多趣味で知られる廣瀬。OFFには、読書はもちろん、音楽、絵画などの芸術に触れたり、建築物を見たり。「自分の知らない世界を見ることは楽しい」と好奇心旺盛な表情を見せる。

「それにOFFが充実すると、ONのパフォーマンスも格段に上がります。コロナ禍で制約もありますが、美術館に出かけて芸術鑑賞することもあります。一流の作品に触れて感性を磨いています」

ONからOFFへのスイッチ。その選択肢をいくつか用意している廣瀬だが、どれもプレモルには敵わないと断言する。

「疲れている時も、落ち込んでいる時も……プレモルは、一瞬でOFFに切り替えてくれる。僕をリセットしてくれます。OFFの最高のパートナーです」

そう語った後。「そうそう!」と急に思い出したように、あるエピソードが飛び出した。

廣瀬は、2019年に『ノーサイド・ゲーム』(左遷されたビジネスマンと、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のラグビー部員たちの再起をかけた熱き闘いを描くT Vドラマ)で、チームを引っ張る司令塔・浜畑譲役を熱演。俳優デビュー作とは思えぬ存在感と、現役時代を彷彿させる屈強なプレー姿で、一躍脚光を浴びた。

「サントリーさんから頂いた『ノーサイド・ゲーム』のアストロズのグラスで飲むこともあるんです。すると『これで飲ませてよ!』って。あのグラスはお客さんに大人気なんですよ」

ご要望にお応えして、アストロズのグラスにプレモルを注ぐと、笑顔の花が咲く。最近も続いている廣瀬流のおもてなしであり、これもOFFのスイッチになっているのかも知れない。


現在は経営者である廣瀬。OFFを大事にする姿勢は昔から変わらない。

ビールを飲むことでチーム全員がOFFに


少しだけ“時”を戻そう。廣瀬が日の丸を背負って戦っていた、現役のラグビー選手時代は、常にプレッシャーがのしかかり、緊張の連続だった。だからこそ、ONとOFFの切り替えは大事にしていた。

「その日のOFFの時間をどう過ごすのかによって、翌日のパフォーマンスが良くも悪くも変わる。身体のリカバリーはもちろん、とくにメンタル作りは影響が大きいですね」

さらに、ラグビーは、強固な絆が試されるチーム戦。だからこそ、プレモルはともに戦う仲間との最強のコミュニケーションツールだったと語る。

「寮にいた独身時代。翌日に練習がない日の夜は、チームのみんなでワイワイいろんな話をしながらビールを酌み交わすことも多かったですね。『最近、何にハマってる?』など、プライベートな情報を聞いて、お互いのことを知る時間を作っていました」

“プレモル時間”はキャプテンとしてチームをまとめ、強いチーム作りをする上での“場”を幾度となく演出した。そして、何と言っても張り詰めるほどのONの状態からチームメイトの気持ちを一瞬でOFFへと誘ってくれたのだと言う。

少し懐かしそうに、手にしたグラスに口をつける。

言葉を交わしながら相手のことを知り、心の距離が縮まれば絆が深まる。海外の選手たちとの交流の場でもビールは欠かせないものだったと言う。

「試合が終わった後の交歓会『アフターマッチファンクション』でも、ビールがあると場がすごく和みます。特に、海外の選手と触れ合う時に一緒に飲むと、緊張がとけて会話が弾む。さっきまで敵味方に分かれて戦っていたメンバー全員が同じ目的を持つ仲間になる。試合後のビールは本当に美味しいし、コミュニケーションの大事な潤滑油ですね。ラガーマンは本当によく飲む!」

そう笑いながら、グラスを空けた。


「オフが充実するとオンのパフォーマンスも格段に上がる」と話す廣瀬。

人生の目標達成度をビールグラスで例えると3割


2019年、廣瀬は新たな活躍の舞台として、自社「株式会社HiRAKU」を立ち上げた。アスリートとキャプテンとしての経験を生かし、スポーツ振興、リーダーシップ教育やアスリートのキャリアプログラム、そして地域や社会の課題に取り組む活動などを行っている。

「『ゼロ』から『イチ』を生み出し作っていくフェーズがすごく好きで。すんなりうまくいく近道よりも寄り道、経験のない未知の分野にあえてチャレンジするタイプ」

そう自己分析する。さらに真っ直な想いを熱く語る。

いろんな世界を見て、自分の既成概念を打ち破って、やってみて感じたことを大事にしたい。アスリートって体感することの大事さを経験的に知っていると思います」

廣瀬の活躍と挑戦はまだまだ続く。そこには、OFFを支える存在として、プレモルが仕事におけるパートナーとなって寄り添っていくだろう。

最後にこんな質問を投げかけてみた━━人生の目標達成度はビールグラスで例えると、今どのくらい注がれていますか?

「まだ3割くらいじゃないかな。これからどんどん注いでいきますよ。1杯目が終わったら、もちろん2杯目のグラスでお代わりします」
 

廣瀬が愛飲している、プレミアムモルツ(左)と〈香る〉エール(右)

ザ・プレミアム・モルツ
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。


ちなみに、ファッション誌「OCEANS」では、モデルの三浦理志さんのご褒美タイムとプレモルのいい関係をレポートしている。こちらもぜひ読んで欲しい。
“プシュ!”で始まる三浦理志さんのご褒美時間。〈香る〉エール片手に語ること


廣瀬俊朗(ひろせとしあき)◎1981年、大阪府生まれ。5歳からラグビーを始め、大阪府立北野高校を経て慶應義塾大学に進学。2004年、東芝ブレイブルーパスに入団、07年には日本代表入りし、12年にはキャプテンに。16年に引退後、MBAを取得し、19年3月、次世代のリーダー育成などを行う株式会社HiRAKUを設立。代表取締役を務める。

【衣装協力】
●ジャケット9万4600円(タリアトーレ)、ニットポロ1万5950円(シップス)、パンツ3万9050円(インコテックス 1951/すべてシップス 銀座店 tel.03-3564-5547)、 靴9万200円(クロケット&ジョーンズ/トレーディングポスト青山本店 tel.03-5474-8725)、ポケットチーフ・スタイリスト私物

●スーツ9万2400円(シップス)、シャツ3万9930円、ネクタイ1万9910円(ともにルイジ ボレッリ/すべてシップス 銀座店 tel.03-3564-5547)、ポケットチーフ・スタイリスト私物

Promoted by ザ・プレミアム・モルツ│text by 丹 由美子 | photographs by 吉澤健太 | styling by 森岡弘(グローブ) | hair make 小池康友(key)

OCEANS × Forbes JAPAN
VOL.29

移住って必要? 稼げるってホント? 農ライ...

VOL.31

松坂世代の会社代表が野球から学んだ、ビジネ...

あなたにおすすめ