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・ライアン・ベセンコート/ワイルドアース

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のチームが2017年に発表した研究結果によると、米国で飼われているペットの犬や猫が消費する肉のために発生する二酸化炭素は、年間およそ6400万トン。

この結果に触発されたのが、大豆のタンパク質を分解し、しょうゆを作り出す麹菌などをベースに、植物由来のペットフードやおやつを生産するバイオテクノロジー企業、ワイルドアース(Wild Earth)の創業者ライアン・ベセンコートだ。

・エベン・ベイヤー/アトラスト・フード

キノコの「菌糸体」を使用する技術で特許を取得したエコベイティブ・デザイン(Ecovative Design)の創業者、エベン・ベイヤーが新たに立ち上げた食品技術のスタートアップ、アトラスト・フード(Atlast Food)は、多様な代替肉製品を開発する。

従来の塊肉に代わる製品で、畜産が環境に与える影響を大幅に低減させることを目指す同社は今年初め、「ミートレス・ベーコン」を発売した。

・リサ・ダイソン/エアプロテイン

代替タンパク質を開発するキヴァーディ(Kiverdi)のリサ・ダイソンCEOは、米航空宇宙局(NASA)が50年以上前、宇宙飛行士用の食品を開発するために取り組んだ技術を基に、水素細菌を利用して空気中の二酸化炭素からタンパク質を生成することに成功。新たに開発した「エアプロテイン(Air Protein)」で、食肉産業に革命を起こそうとしている。

代替タンパク質を手掛けるその他の企業の多くと同様、生産過程で同社が使用する水と土地は、畜産と比べて相当に少ない。さらに、数カ月から数年ではなく、数日で製品をつくることができる。商品化には至っていないが、完成したエアプロテインは80%がタンパク質で、すべての必須アミノ酸とミネラル、ビタミンを含んでいる。

編集=木内涼子

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