フォーブス共同編集者

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オンラインゲームを自作して共有できるプラットフォームを運営する米スタートアップ、マンティコア・ゲームズ(Manticore Gaming)が新たに1億ドル(約110億円)を調達した。同様のサービスを提供する米ロブロックス(Roblox)が投資家の熱い視線を集めるなか、ソフトバンクグループ(SBG)傘下のビジョン・ファンドなども出資した。

創業4年のマンティコアは、3月に上場したロブロックスと同様に「ソーシャルゲーミング」と呼ばれる分野のオンラインプラットフォームを手がける。ロブロックスよりも年齢層の高い10代以上をターゲットとしており、過去1年だけでおよそ3万本のゲームが公開されている。

「これらのゲームのほとんどは無名の人がつくったものです。普通はゲーム業界であまりお目にかからない人たちで、ソロのクリエーターが多いです」。共同創業者で最高経営責任者(CEO)のフレデリック・ディスキャンプスが説明する。「17歳の人もいれば65歳の人もいるし、退職者も母親もいます」

ディスキャンプスはマンティコアを「果てしないゲームセンター、無数のゲームの宇宙」にしたいと考えている。それを実現するための資金も得ており、今回の資金調達ラウンドに先だち過去2年に4500万ドル(約50億円)を調達していた。出資者には「フォートナイト」を開発する米エピック・ゲームズも含まれる。

マンティコアのプラットフォームは数カ月にわたって開発者向けのアルファ版として提供されており、4月15日にはエピックが運営する「エピック・ゲームズ・ストア」でも配信を始める予定だ。

ソーシャルゲーミングはビデオゲームとソーシャルネットワークが交わる場として注目度が高まっている。業界リーダーのロブロックスの時価総額は400億ドル(約4兆4000億円)近くに膨らみ、最近1億ドルを調達した同業のレック・ルーム(Rec Room)も12億5000万ドル(約1380億円)の評価額を得ている。

編集=江戸伸禎

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