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グラスゴー大学の研究によれば、新型コロナウイルスに感染して治療を受け初めてから7カ月後までの50歳未満の男女を比較したところ、息切れと倦怠感を訴える女性はそれぞれ、男性の7倍、2倍にのぼったという。

この論文の主著者である同大学・英国医学研究会議(MRC)ウイルス研究センターのジャネット・スコット博士は、「若く、それまで健康だった50歳未満の成人にも、こうした症状がみられる」と説明している。

年齢と性別による違い


新型コロナウイルス感染症についてはこれまで、若者は持病がない限り、感染リスクは高くないとされてきた。また、症状が性別によって異なることも、パンデミック発生後の早い段階で指摘されていた。

入院、または集中治療室での治療が必要になる人は、男性の方が多いことが分かっている。男性は女性の2倍、死亡する可能性が高いとする研究結果も公表されている。

一方、女性の方が後遺症に苦しむ人が多いことについて研究者たちは、体の免疫反応を理由として挙げている。英レスター大学のルイーズ・ウェイン教授はこれについて、次のように述べている。

「体が自分の健康な細胞や臓器に対して免疫反応を起こす自己免疫疾患は、中年女性に多く見られる」「このグループ(中年の女性)に長期にわたって続く後遺症が多くみられるのは、このためかもしれない」

「ただ、そのプロセスについて完全に理解するためには、さらなる研究が必要であることは間違いない」

編集=木内涼子

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