ビジネス

2021.03.25 12:30

デレク・ジーター率いる「アスリート自身が語る」サイト、日本版を開設

デレク・ジーター(Charles Trainor Jr./Miami Herald/Tribune News Service via Getty Images)


昨年から続く新型コロナウイルスのパンデミックは、ビジネス全般を困難な状況に陥れており、メディアも例外ではない。だが、ペレドCEOによれば、同社はそうした状況のなかでも、大幅な成長を遂げている。世界の14以上の市場で事業を展開。従業員たちが使用する言語は、12を超える。
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日本進出のタイミング


日本では、野球は非常に人気の高いスポーツだ。東京五輪では追加種目となり、3大会ぶりに試合が行われる。だが、その開幕とTPT日本版の立ち上げの時期に、直接的な関係はないという。

それでもジーターは、日本のスポーツの中でも、「野球には特に豊かな歴史がある」「野球への情熱、素晴らしいファンベースは特別なもの」と述べている。日本版では間もなく、野球選手たちのストーリーが公開されることになるだろう。

また、日本版のローンチは、米国を中心に各国でアジア系のコミュニティーが人種的動機に基づく恐ろしい攻撃にさらされているタイミングとも重なった。ペレドはこうしたヘイトクライム(憎悪犯罪)が続くことについて、「より多くの物語が語られること、より多くのアジア系の人々の声が聞かれることが必要であることは明らかだ」と述べている。
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日本版の開設については、「日本のアスリートがファンと日本のコミュニティーに対して直接、オープンに、編集されない形で語りかけることができるプラットフォームを提供できることを、誇りに思っている」という。

編集=木内涼子

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