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Slackは3月24日、社外の人にDM(ダイレクトメッセージ)を送ることができる機能を導入したが、この機能がハラスメントを助長する可能性があるというクレームを受けて、即座に「ミス」を認め、機能の一部を縮小した。

今回導入されたSlackコネクトDMは、企業ユーザーが外部のユーザーのメールアドレス宛に招待メールを送り、相手がそれを受け入れるとDMの送受信ができるものだ。ただし、利用にあたっては、企業のシステム管理者がこの機能をオンにしておく必要がある。

しかし、この機能について複数のユーザーたちが反発の声をあげた。管理者がSlackコネクトDMをオンにした場合、個々のユーザーはオフにできず、ハラスメント対策のためのツールが組み込まれていないため、不快な内容のメールを受信する可能性があると彼らは指摘した。

この機能を試したツイッターのプロダクト担当者のMenotti Minutilloは、Slackは不適切なメッセージからユーザーを保護する機能に投資を行うべきであり、この機能のオン・オフの権限を、企業の管理者のみに与えるのは、誤った判断だと述べた。

Slackは、これらの反発の声を受けて、招待メールを送る際にメッセージの文面をカスタマイズする機能を削除する作業を進めていると述べた。

「SlackコネクトDMをロールアウトして以降、当社はユーザーから貴重なフィードバックを受け取り、招待メールが虐待的な内容やハラスメント的なメッセージの送信に利用されかねないという指摘を受けた」と、Slackの担当者は述べ、この問題を解決することを約束した。

2021年1月のピュー研究所の世論調査によると、米国人の41%が何らかのオンラインハラスメントに直面したことがあると答えており、その割合は特に黒人やヒスパニック系の人々、女性の間で高かった。さらに、ストーカー行為やセクシャルハラスメントなど、より深刻な形態のオンライン上の脅威に直面している米国人の割合は、2017年の18%から2021年には25%に増加していた。

編集=上田裕資

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