シャオミの1万3000円のスマートウォッチMi Watchはどこまで使える?

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シャオミの低価格スマートウォッチ「Mi Watch」は、フィットネストラッカーとしても機能する。この製品は米国でのリリースはまだ未定だが、英国での販売価格は119ポンド(日本では1万2980円)となっている。

Mi Watchの価格は、アップルウォッチやサムスンのGalaxy Watch 3より大幅に安い。この記事では筆者が、シャオミMi Watchを48時間使った感想をお伝えしたい。

スタイリッシュな外見


シャオミのMi Watchの外見は、よりハイエンドなスマートウォッチに引けを取らない。OLED曲面ディスプレイはフェイスのほとんどを占め、色彩が豊かだ。リムは小さく、ディスプレイパネルのピュアブラックも手伝って、ほとんど気にならない。

Mi Watchの側面はとても硬いプラスチックを用いており、必要最低限のラインがスタイリッシュだ。側面のボタンはメタルでできている。

長いバッテリー駆動時間


Mi Watchのバッテリーは公式サイトでは最大16日間持続するとされており、50時間使用した段階でのバッテリー残量は85%だった。筆者はGPSを使って50分間のランニングと1時間のウォーキングを行ったが、バッテリーの持ちは非常に良いと感じた。

独自のインターフェース


Mi Watchのインターフェースは、スマートウォッチによく見られるシンプルなデザインだが、サードパーティ製アプリなどの複雑な機能には対応していない。

Bluetoothを使ってスマートフォンからの通知を受信可能で、アレクサにも対応している。高性能なフィットネスバンドと同じ機能を搭載しつつ、ディスプレイはより大きい。ウィジェットのようなページに心拍数やフィットネスやストレスの数値が表示されるなど、レイアウトや外見はファーウェイのスマートウォッチに似ているが、Mi Watchのほうが大雑把な印象がある。しかし。今後のソフトウェアアップデートで改善されるのかもしれない。

心拍数トラッキングの精度は低い


Mi Watchには、モーションセンサーやGPS、心拍数センサーなど、ミッドレンジのフィットネストラッカーと同等のセンサーが搭載されている。心拍数センサーは、赤色に光るLEDを使ってSpO2(酸素飽和度)を検知する。しかし、心拍数センサーの精度は低いという印象を受けた。

シャオミは、心拍数センサーで豊富な実績を持っており、低性能なセンサーを使っていることは考えにくい。今後のソフトウェアアップデートで精度が向上することを期待したい。
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編集=上田裕資

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