行動者のストーリー・ナラティブを届けるPR TIMES STORY

2020年、あっという間に150店舗出店を達成した『東京からあげ専門店あげたて』。実は始まりは、コロナ禍以前の2018年の事だった。

創設者の平石貴大が語る、“あげたて” の誕生ストーリーをお届けする。


あげたて1号店OPENに至るまで


2018年3月、当時僕は中野の居酒屋で店長をしていました。

毎月の売上目標を達成するにはあと50万円の売上が欲しかったのですが、席数に限りがあり、客単価にも大きな変化は望めませんでした。

営業時間を延長してみようと思い、居酒屋なのに朝7時からモーニングを始めてみたり、深夜営業をしようと朝4時まで営業してみたりしましたが、どうしても50万円の壁は越えられず、苦戦の日々でした。

ならば「営業時間内で店外売上を伸ばそう!」と居酒屋のメニューでデリバリーを開始しましたが、こちらも不発。その後は話題のタピオカやカレーなどに挑戦するも、売れないどころか在庫を抱える結果になってしまい、どちらも撤退しました。

そんなある日、家族で来店していた小学生の男の子が「ここの唐揚げは美味しい、家でも唐揚げを食べたい」と話しているのが聞こえてきました。僕が小さい時は、母親の揚げた唐揚げが食卓に並ぶことが多かったので、「現代の子は家で唐揚げを食べないのか?」と疑問に感じました。よくよく考えてみれば、家で揚げ物をするのは家の匂いが気になったり、油の処分に手間がかかったりと容易くはありません。

「唐揚げはデリバリーで需要があるんじゃないか?」そんな閃きから、家で唐揚げを食べない人にも揚げたてで美味しい唐揚げを食べて欲しいと思い、居酒屋の店名で唐揚げのデリバリーを始めました。

このデリバリー初月売上が、まさかの120万円。もちろん店舗の営業もしていたので、ついにイートインに120万円の上乗せを達成したのです。



この経験で、やはり唐揚げはデリバリーで需要がある事がわかり、店舗スタッフと一緒に『デリバリーの唐揚げ』を販売する準備を始めました。まずは実際にお客様に届く状態を検証してみようと、調理後に箱詰めをして、時間を置いたものを試食してみました。

デリバリー初期売上は好調でしたし、店舗でも人気の商品だったので、自信満々で一口食べてみると、さっそく問題発生。箱で密閉され時間の経った唐揚げは、自慢のサクサク感は損なわれていて、お店とは全く違う唐揚げになっていました。

「…これはうちの唐揚げとは呼べない!」この時、イートインと同じ商品を提供するのではなく、デリバリーに特化した商品開発が必要だと思い知りました。

いくら出来立てが美味しくてもデリバリーでは通用しない事を学んだ僕たちは、『15分後の最高品質』を目標に掲げ、全員で試行錯誤を始めます。衣や味付けなどのレシピはもちろん、油の温度・揚げ時間の研究のため、月に300個以上の唐揚げを試食。また、デリバリー用の包材は種類が多いので、その中から『15分後の最高品質』を叶える容器を見つけ出すべく、毎日キャリーバッグを引っ張って合羽橋に通いました。そして3か月後、ようやく僕たちの唐揚げは完成を迎えたのです。

この『デリバリーに特化した唐揚げ』という自信と最初に感じた『家で揚げたての唐揚げを食べて欲しい』という想いもあり、再スタートは唐揚げの専門店として出店することにしました。



店名を『東京からあげ専門店あげたて』とし、2019年10月、東京・高田馬場についに1号店をオープンさせました。

初月売上は、前回の唐揚げデリバリーすらも大きく上回り、280万円にまで至りました。オープン前にしっかりと研究をした甲斐あって、店舗のリピート率は業界内でも高水準の6割に達しており、現在もその数値を維持しています。※弊社直営店舗実績


PR TIMES STORYより

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