あるいは、採用プロセスを逆方向に転換することもできる。
アルゴリズムが、リンクトインなどのサイトに掲載されたプロフィルを自動で検索して、自社に合った人材を見つけるという方法だ。つまり、一次審査は応募してきた人に対して行うのではなく、経歴などの判断材料に基づき自社に適した人材を見つけるという、いわば自動ヘッドハンティングのようなものだ。
いずれにしろ、コロナ流行による採用活動のオンライン化に伴い、審査の初期段階は人ではなく機械が行うことは一般化しつつある。もし会社側が求めているのがリモートでのやり取りができる人材だとしたら、こうした審査での評価内容の重要性は高まる。
カメラや画面越しのやり取りに慣れていない人は、心配したほうが良いかもしれない。あるいは最低でも、少し練習をしておこう。自分のキャリアが左右されうかもしれないのだから。