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THE ROGER Proの開発の様子(画像左上がロジャー・フェデラー)(C)On

テニス界の皇帝ロジャー・フェデラーが参画しているスイス発スポーツブランド「On(オン)」が、フェデラー自身がデザインに関わった最新モデルのシューズ「THE ROGER Pro」を発表した。

ストリート用ではなく、競技用に開発されたOn初のテニスシューズであり、「THE ROGERコレクション」の実力がコートで試されることになる。残念ながら、この最新シューズはフェデラー専用モデルであり、少なくとも現段階ではファンは手に入れることができない。

THE ROGER Proは、3月10日に初めて披露された。発表されるまで、フェデラーはカモフラージュされた黒と白のシューズを履いていたが、2021年カタール・オープンでは、白地にブルーのアクセントが入ったTHE ROGER Proを履いて出場。右膝手術を受けていたフェデラーにとって、2020年1月の全豪オープン以来となるツアー復帰戦だった。

「フェデラーは世界のトップアスリートとして長年活躍しているので、パフォーマンスがどうであるべきかという感覚が完全にインプットされている」と語るのは、Onの共同創業者オリヴィエ・ベルンハルドだ。プロ・アスリートの経歴ももつベルンハルドは、Onのイノベーションリーダー的存在だ。

「フェデラーは、小さな調整をすべて感じ取ることができる。彼のフィードバックに沿ってプロジェクト全体が進んでいった」

フェデラーは、テニス4大大会(グランドスラム)男子シングルスで、ラファエル・ナダルと並ぶ史上最多20度の優勝を誇る。プロに転向した1998年にナイキとスポンサー契約を結んで以来、同社のウェアとシューズをずっと身に着けてきた。2018年夏にはユニクロとウェアの契約を結んだが、シューズだけはずっとナイキのままだった。

フェデラーがOnに投資してパートナー参画したのは2019年11月だ。その後はデザインにも参加するようになり、2020年7月には、テニスにインスピレーションを得たライフスタイルシューズ「THE ROGER Centre Court」を初めて発表。以降も、「THE ROGER Clubhouse」のほか、最近では「THE ROGER Advantage」など、さまざまなモデルを展開している。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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