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昨年7月、イーロン・マスクやジョー・バイデンなど複数の著名人のツイッターアカウントが乗っ取られ、ビットコインによる送金を促すメッセージが表示された。この事件の「首謀者」とされるフロリダ州の10代の若者、グラハム・アイバン・クラークは罪を認めた後、3年の実刑判決を受けることになった。

検察によると、当時17歳だったクラークは、数十個の著名人や企業のツイッターアカウントを乗っ取り、ビットコインによる送金を促すリンクを掲載し、11万7000ドル相当の利益を得たとされる。

クラークは成人として起訴されたが、司法取引によって「若年犯罪者」として判決を受けることになり、最低10年に及ぶ刑期を回避して少年向けブートキャンプに服役する。

現在18歳の彼は刑務所内で3年間を過ごした後、3年間の保護観察処分を受けるが、保護観察期間中は警察の許可なくいかなる電子デバイスも使用することができなくなる。

この事件では同じくフロリダ在住の22歳のニマ・ファゼリと英国籍の19歳のメイソン・シェパードの2人も起訴されているが、検察当局はクラークが首謀者であるとしている。

フロリダ州ヒルズボロー郡のアンドリュー・ウォーレン検事は声明の中で、「グラハム・クラークはこの事件の責任を負うべきであり、他の潜在的な詐欺犯たちも彼らの行為がどのような結果を招くかを知る必要がある」と述べた。

今回のハッキングは、他に類を見ない規模のもので、若者たちがどのようにしてツイッターの内部システムに忍び込んだのかが注目された。検察によると、クラークは自身がツイッターのIT部門の社員であると見せかけて、同社の社員からログイン情報を盗み出したという。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、クラークは人気ゲームの「マインクラフト」やその他のハッカーフォーラムで、人々から金を騙し取ることで知られた詐欺師だったという。裁判資料によると、クラークは今回のツイッターの攻撃以前に、少なくとも100万ドルの暗号通貨を盗んだ疑いでカリフォルニア州の調査を受けていた。

編集=上田裕資

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