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パンデミックで急拡大した需要


その後、自律型フォークリフト市場は急成長を遂げた。センサーをはじめとする基盤技術の価格が下がり、コンピューティングパワーも障害ではなくなっている。また、オンラインで買い物をした消費者は、迅速な配達を求めており、倉庫における自律型フォークリフトの需要が高まっている。

昨年、Seegridは自律型フォークリフトを500台販売した。顧客には、米郵政公社やワールプール、アマゾンなどが含まれる。Seegridのロボットは、ステレオカメラや3 次元の物体認識技術を使って自律制御しており、価格は15万ドル以上となっている。

Rockによると、従来型フォークリフトの販売台数は年間160万台に達し、1000万台が稼働しており、これに比べると、同社の販売実績は微々たる数字だという。

「大事なのは現在の売上規模ではなく、5年後のビジネスチャンスがどうなっているかだ。今はまだ始まりに過ぎない」と彼は話す。

Eコマースの普及と迅速な配達に対するニーズの高まりにより、産業用ロボットの開発競争が激化している。コロナ禍で、これまでネットで商品を購入したことのなかった人がEコマースを利用するようになり、既に利用していた人は、より多くの商品をネットで注文するようになった。こうした消費者行動の変化により、産業用ロボットに対するニーズはますます高まっている。

「パンデミックは恐ろしいが、それによってサプライチェーンの欠陥が浮き彫りになった。物流施設や機能をアップグレードするための投資は、飛躍的に増加している」とRockは語った。

編集=上田裕資

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