「マネジメントの壁」に悩む人へ 自分と会社を変えた、コーチングの魔法

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個人でのコーチング活用


個人でコーチングに興味を持ったら、まずは身近な人にコーチがいないか、もしくはコーチングを受けたことがある人がいないかを探してみると良いと思います。どんなコーチを選んだら良いか? 何を話せば良いか? 受けたことがないとわからないことばかりだと思います。身近な人にコーチがいたり、コーチングを受けたことがある人がいたら、ぜひその人から話を聞いてみてください。

また、最近ではコーチを探せるプラットフォームも出てきています。もし身近に誰もいなかったら、そのようなプラットフォームを利用してみるのもひとつの手かもしれません。

企業でのコーチング活用


コーチングは、実は企業での活用事例も増えてきています。例えばヤフーでは、1on1(ワンオンワン)と呼ばれるミーティングにコーチングを取り入れているそうです。

またSansanでは、「社内コーチ」と呼ばれる、社員にコーチングを提供する社員コーチがいらっしゃいます。会社の人事制度としてコーチングが取り入れられ、いつでも好きな時にコーチングを受けることができるそうです。

いろんなシーンで活用されるコーチング


ビジネスシーンのみならず、最近では様々なシーンで活用されるようになってきました。例えば学習の分野では、コーチングを取り入れている資格の学校や団体が多数あります。本来ならば「教える」だけのはずの学校でも、学びのパフォーマンスを上げるために「コーチ」を付けているのです。

その他にも就職や転職の支援、パートナーシップ、育児、ヘルスケアなど広く活用されてきています。

また、日本より一歩進んだ欧米では、コーチングで学位が取得できる大学があったり、脳科学からアプローチした研究が進んでおり、今後の発展が期待されています。

いかがでしたか? 今回は、筆者自身のコーチングとの出会いから学び方、活用方法までをご紹介しました。本記事で、少しでもコーチングに興味を持っていただけたら幸いです。

文=松村映子

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