マネー

2021.03.16 13:00

【3月第2週資金調達まとめ】治療アプリ開発のCureAppが21億円調達


Blue Industries


調達額:1億2000万円
調達先:boundary spanner / アクシス / 宇野佳孝 / 日本ジェネティクス / 高橋祥子
備考:その他個人投資家と融資を含む
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オンライン尿検査サービス「Pastool」の開発、運営を行っている筑波大学発のスタートアップ。

「Pastool」は尿で体の状態を分析することを可能にする最新の検査キットサービスである。独自の技術とアルゴリズムを用いて、体内の臓器から血管を通して尿と一緒に排出される物質(セルフリーDNAやセルフリーRNA等)を測定することで体の状態を把握することができる。

自宅で尿を採取・郵送するキットで採尿し、郵送で送れば検査自体は完了。その後検査結果は簡単にウェブで確認することができるため、簡単に自分の健康状態をチェックすることができる。更にAIにより検査時点での健康状態に加えて未来の体の状態も予測することが可能である。
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2021年3月には日本ジェネティクス、高橋祥子氏ら個人投資家への第三者割当増資、および融資等により総額1億2000万円の資金調達を実施した。

本資金調達により、尿中に含まれるセルフリーDNA/RNA分析技術を用いたオンライン検査サービス「Pastool」のα版の提供を開始した。

Frich


調達額:1億2000万円
調達先:インクルージョン・ジャパン
備考:ICJ2号ファンドからの出資 / その他デットによる調達も含む

グループ間で相互扶助的にリスクをカバーするコミュニティベースの新しい保険の仕組みとして注目されているP2P保険(Peer to Peerの略称)サービス「Frich」を展開しているスタートアップ。

P2P保険は海外においては様々な形で提供されているが、日本においては法規制や明文化されていない慣習等をはじめとして、事前に確認しなければならないポイントが多く存在する。

また、事業展開にあたっては、保険というものが有する公益性を最大限尊重したうえで事業開発を図らねばならない難しさがある。なので同社は日本におけるP2P保険の土台作り、さらにその先にあるオープンイノベーションを目指している。

またその他の事業として、損害保険代理店の業務、また生命保険の募集も行なっている。

2021年3月には、インクルージョン・ジャパンが運営するICJ2号ファンドなどから総額1億2000万円の資金調達を実施。

今回の資金調達により、インクルージョン・ジャパンがもつInsurTechの高度なノウハウや経験を取り込み、着実に積み重ねてきたP2P互助プラットフォームのノウハウをもとに、さらなる事業開発を進めていく見込みだ。

文=STARTUP DB

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