マネー

2021.03.16

【3月第2週資金調達まとめ】治療アプリ開発のCureAppが21億円調達


アグリメディア


調達額:3億5000万円
調達先:JR西日本イノベーションズ / 三井不動産 / 博報堂DYベンチャーズ / グローバル・ブレイン
備考:三井不動産は31VENTURES Global Innovation Fund IIを通じて出資 / 博報堂DYベンチャーズはHAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUNDを通じて出資 / グローバル・ブレインは31VENTURES Global Innovation Fund IIを通じて出資

畑のレンタルサービス「シェア畑」の運営などを行うスタートアップ。

「シェア畑」は郊外の遊休農地と都市住民のマッチングを行う日本最大の市民農園事業である。

農家の高齢化、担い手不足などにより維持・管理出来なくなった農地や使われていない遊休地の再生を目的とし、誰でも気軽に農業と触れることができる農園を提供する。

「シェア畑」では、野菜づくりに必要な種や苗、農具や資材が用意されており、手ぶらで通うことが出来るほか、講習会や農園アドバイザーによるサポートも受けることが出来る。

2021年3月10日には、JR西日本イノベーションズ、三井不動産、博報堂DYベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、約3億5000万円の資金調達を行った。

今回調達した資金は、コロナ禍で価値が高まる農ある街づくりやスマートシティ、都市と郊外をつなぐ生鮮野菜の流通の領域での事業を拡大や、成長領域の事業推進を担うテクノロジーに通じた人材の採用やシステム投資に充当する。

Revorf


調達額:3億円
調達先:NOW / i-nest capital / 新生企業投資 / 日本ベンチャーキャピタル / 谷家衛
備考:その他個人投資家を含む

遺伝子科学、医学、計算科学の英知を融合し、画期的な診断法と新しい治療薬を提供するスタートアップ。

遺伝子診断や創薬支援を行っており、遺伝子診断として同社のRNAトランスクリプト検出解析技術を用いて、外部の遺伝子診断関連企業における最先端のバイオマーカーの開発等の支援を実施。

創薬支援としては同社のゲノム検出解析技術と集積した非公開の疾患サンプルデータを活用し、外部の製薬企業の創薬を支援している。

また、医療情報解析として最先端のバイオインフォマティクス技術を活かし、外部企業やアカデミアとの間で感染症やヘルスケア等に関するデータ解析やAI開発を実施している。

2021年3月にはNOW、新生企業投資、日本ベンチャーキャピタル及びi-nest capitalが個々に運営又は関与する各ファンド並びに谷家衛氏を含む個人投資家を引受先として株式を発行することに関する総額約3億円の資金調達を実施。

本調達による調達資金を活用し、同社は引き続き企業や研究機関とともに創薬・医療技術基盤手法の革新を推進していく方針。
次ページ > ガスセンサや重症患者管理システム

文=STARTUP DB

ForbesBrandVoice

人気記事