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「セラノス(Theranos)」の創業者エリザベス・ホームズ(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

「史上最大の詐欺会社」と呼ばれる米医療ベンチャー、「セラノス(Theranos)」の創業者エリザベス・ホームズの裁判の開始が、またもや延期されることが判明した。3月12日に提出された裁判書類によると、ホームズは現在妊娠中で7月に出産予定のため、裁判の開始が6週間先送りされるという。

ホームズの裁判は7月13日から開始予定だったが、彼女の弁護団と検察官らは12日、裁判官に8月31日に延期するよう求めた。彼女の裁判は新型コロナウイルスの影響で、すでに何度か延期されていた。

ホームズは、2003年にスタンフォード大学を中退し、「少量の血液で200種類以上の血液検査を迅速かつ安価に出来る」というふれ込みで、医療ベンチャー企業セラノスを創業した。同社は一時、シリコンバレーで最も注目を集めるスタートアップとなり、評価額は90億ドル(当時のレートで約1兆円)まで跳ね上がった。

ホームズは、スティーブ・ジョブズを連想させる黒のタートルネックのセーターを常に着用して人前に立ち、元国務長官のヘンリー・キッシンジャーなどの大物を会社の取締役に迎え入れた。

しかし、2015年になってセラノスの血液検査装置に、同社が主張するような機能が無いことが発覚した。ホームズは、その当時交際していたセラノスのサニー・バルワニ社長とともに起訴され、同社は2018年9月に解散した。

現在37歳のホームズは、ビジネス・インサイダーなどの報道によると、2019年の夏頃にカリフォルニア州のホテル王の息子で当時27歳の、William ’Billy’ Evansという人物と結婚したとされている。

編集=上田裕資

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