「DX時代のロジカルコミュニケーション」講座について[説明会も実施]
論理的なコミュニケーションをエンジニアと非エンジニアの間で円滑に行えるよう、全5回のオンライン講義を通じて体系的に学ぶ。日頃から企業の経営者や政治家など、エグゼクティブ層に話し方や話の構成方法について指導を行っているカエカが、今回はコミュニケーションに特化したプログラムを実施するという。
講座の目指すところ
「DXに通用するコミュニケーションを非エンジニアが身につける」
・エンジニアと非エンジニアの共通言語の形成ができるようになる
・互いの前提が違うことを理解し、前提のすり合わせが当たり前にできるようになる
講座の構成
講座は全5回で構成され、それぞれ講義パートと実践パートを用意。講義で学んだことをすぐに実践して理解度を深めることができる。また、講義内容に関連した自主学習用の課題を用意しており、これにより、日々の業務の中でも活用できる仕組みになっている。
講座の日程
隔週木曜 19:30~21:30(4/15, 4/29, 5/13, 5/27, 6/10)
具体的な内容
【第1回】ロジカルコミュニケーション基礎Ⅰ:
「論理的とはどういう状態か?」「論理的に伝える重要性」
論理的なコミュニケーションができている理想状態の理解をする。そのために必要不可欠な基本知識の習得、論理的でないコミュニケーションにより生まれる不便さを体感する。
【第2回】ロジカルコミュニケーション基礎Ⅱ:
「聞き手意識の学習」「相手ありきの話について」
コミュニケーションの正確さは、聞き手の理解力ではなく話し手の技術によって左右されることを確認する。聞き手の感覚を知り、聞き手が理解しやすい情報伝達の構成を検討する。
【第3回】事前準備Ⅰ:
「論点の精査」「伝える内容を考える」
ビジネスシーンで有効な文書作成の方法を理解する。情報のビジュアル化を習慣づけ、複雑な情報を整理できるようになることを目指す。
【第4回】事前準備Ⅱ:
「原稿の書き方」「資料の作成」
会議やプレゼンで発言する場面を想定し、論理的に話すための言葉遣いを学ぶ。同じ内容であっても、構成によって聞き手に与える印象があることを理解し、目的に応じた組み立てを実践する。
【第5回】円滑なコミュニケーションに必要な話し方:
「間や沈黙の確保」「フィラーの削減」
コミュニケーションを取る際に、聞き手の理解を助けるための技法を学ぶ。書き言葉と話し言葉の特性を理解し、声だけでも正確な情報伝達ができるようになることを目指す。
実施場所
Zoomによるオンライングループ実施
料金
150000円(税別)
申込について
申込み:Peatixから
申込〆切:2021年4月8日(木)
企業で複数名の受講を申込む、請求書での支払いを希望する場合は、問い合わせメールアドレス(iuex@i-u.ac.jp)まで。
講師について
講師:有馬 優(ありま ゆう)
神奈川県出身。16歳から日本語のスピーチ競技、弁論をはじめる。弁論全国大会にて優勝、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞受賞。その他受賞歴多数。学習塾、上智大学勤務を経て、横浜国立大学都市イノベーション研究院に着任。国内外での広報活動等を行いながら、各種媒体の執筆にも従事。2021年に産業能率大学情報マネジメント学部卒業。組織・人材マネジメントを学び、スピーチの技法を活かしたビジネスシーンでの課題解決に取り組んでいる。2020年より、株式会社カエカにスピーチライターとして参画。スピーチスクール「goodspeak」講師。
オンライン事前説明会
本講座の開催に際し説明会を実施する。
開催日時:3月18日(木)19時30分~ ※参加申込み者に、ZOOMのURLを案内する
申し込みはこちら
『iUエグゼクティブスクール』について
新型コロナの広がりによって、ネット通販やテレワークなどデジタル化したライフスタイルの普及が加速している。2021年にはデジタル庁の設置も決まり、企業にとってデジタル企業変革(DX)への対応は喫緊の課題となっている。
しかし、多くの企業においてDXはデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを構想できる人材の不足や、旧来の組織体制や人事システムの硬直性などが原因となって、既存の一部業務のIT化といったものにとどまっているのが実情だ。
「テクノロジーによる産業や社会全体の破壊的進化へのイノベーティブな対応」という本来の意味でのDXに挑戦できる戦略的な知見とITやコミュニケーションのスキルを身につける機会を提供するため、iUがそのノウハウを結集して開講する。