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Westend61 / Getty Images

人に「調子はどうですか?」と尋ねたら、「元気です」よりも「疲れています」と言われることが多いかもしれない。

それも不思議なことではない。私たちは疲れ果てている。長期化している新型コロナウイルス感染症の流行の影響から、生産性を上げて常に仕事モードを維持しやる気を持ち続ける職場のプレッシャーまで、私たちは燃え尽き症候群を患う寸前だ。

解決策は睡眠に違いないと考える人が大半だが、医師・研究者で「Sacred Rest: Recover Your Life, Renew Your Energy, Restore Your Sanity(神聖な休息 生活を取り戻し、エネルギーを回復し、正気を取り戻す)」を執筆したサンドラ・ドルトンスミス博士は違う意見だ。

ドルトンスミスは、睡眠は休息と同じものではないと語る。大半の人はその2つの違いを理解していないため、現在休息不足に陥っている。

ドルトンスミスは「私たちは、高い成績と多くの成果を出すことが期待され、慢性的疲労と燃え尽き症候群を抱えている。私たちが行う全ての活動にはエネルギーが必要で、これは必ずしも身体的なエネルギーとは限らない」と説明する。

言い換えれば、私たちは必要とする他の種類の休息を取れていない。

ドルトンスミスによると、休息とは生活の中の次の7つの重要分野を回復させることを指す。

1. 体

疲れているように感じることは、体の休息が足りないことを示しているかもしれない。エネルギーを補給するには睡眠や昼寝を通して受動的な休息を取るか、ヨガやストレッチ、マッサージ療法など健康増進活動を通して血行や柔軟性を高め、能動的に休息を取ることができる。

2. 心

心の休息が不足している人は、短気で忘れやすい、仕事になかなか集中できない、就寝前に脳をオフにできない、睡眠後も寝たように感じられないなどの状態を経験するかもしれない。心の休息を増やすには、のんびりしてリフレッシュすることを忘れないため2時間に1度短い休憩を予定すること。夜には、ベッドの横に置いたノートに頭から消えない考えを書き留めよう。

3. 感覚

ズーム疲れを感じている場合、おそらく感覚を休ませる必要がある。明るい照明やコンピューターの画面、背景の騒音、複数の会話が聞こえることなどにより、感覚面で圧倒されることがある。

対処法としては、1日の半ばに1分間目を閉じる時間を持ち、夜は電子機器を使わないようにする。わざと感覚情報が流れてこないようにすれば刺激が減ったように感じ、休息が取れたと感じ始めるだろう。

翻訳・編集=出田静

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