トランプ前米大統領、任期中の給与全額を政府機関に寄付か

Photo by Leah Millis-Pool/Getty Images


Q2:米中小企業庁に10万ドル

退役軍人による起業の支援を目的とした7カ月間の研修プログラムの運用開始を支援。

Q3:国立衛生研究所(NIH)の傘下機関、国立アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)に10万ドル

依存症だったトランプの兄は、アルコール関連疾患により43歳で死去している。

Q4:国土安全保障省に10万ドル

このときトランプは、「マスコミはこれについて書きたがらないだろうし、私が彼らにそうしてもらう必要もないが、私は大統領として受け取る年間40万ドルの給与を、一年を通じてさまざまな機関に寄付している」とツイートした。

・2019年

Q1:農務省に10万ドル

農家を支援するためのアウトリーチ・プログラムを支援。

Q2:HHSの医務総監室に10万ドル

トランプはこのときツイッターで、「大統領としての給与の全額、40万ドルを私たちの国に寄付している。とてもとても気分がいい」とコメント。

Q3:HHSの次官補局に10万ドル

継続中の「オピオイド危機」との戦いを支援。

Q4:HHSの次官補局に10万ドル

新型コロナウイルスに「立ち向かい、封じ込め、戦う」ための費用として。

・2020年

Q1:HHSに10万ドル

安全に経済活動を再開することを目的に、新型コロナウイルス感染症の治療法と感染防止法の開発のために寄付。

Q2:NPSに10万ドル

国定記念物の修復を支援。

トランプは各四半期の給与10万ドルを課税所得として申告し、(公的な目的のために連邦政府に寄付したとして)慈善寄付控除を申請した上で、所得税を支払うことになる。

編集=木内涼子

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