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この分野ではオーロラ以外にも、ウェイモやクルーズ、フォード、フォルクスワーゲンのArgo AI、ヒュンダイのMotional、アマゾンのZooxなどの企業がライダーを活用し、カメラが得意としない奥行きの検知などを行い、安全性を最大限に高めようとしている。

そんな中で、テスラのイーロン・マスクはライダーを「役に立たない技術」と呼び、ライダー無しで「完全な自動運転」が可能になると述べているが、それはまだ実現してない。

オーロラが買収したブラックモアのライダー技術は、長距離のセンシングを提供するもので、OURS技術を用いれば、それをより安価でコンパクトなデバイスに組み上げられる。オーロラによると、同社はOURSの設計・開発プロセスを用いた結果、わずか3年で4世代のライダーを開発することに成功し、4世代目のライダーのサイズは、初期バージョンの10分の1のサイズに収まったという。

PitchBook MobilityのアナリストのAsad Hussainは、「FMCW方式のライダーは、手頃な価格の自動運転車両をマス向けに提供する上で、鍵となる可能性がある」は語る。

「FMCWライダーは、大幅に削減されたコストや、読み取り速度などのパフォーマンスの向上、小型化などによって、大型でかさばる回転式部品を利用するベロダイン(Velodyne)のような既存企業のテクノロジーを打ち負かす可能性がある」とHussainは述べている。

オーロラは2月に、トヨタやデンソーと自動運転タクシープロジェクトでの提携を発表しており、1月には大型トラックメーカーのPaccarと提携し、物流分野の自動運転化を推進していくと述べていた。

編集=上田裕資

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