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課題と今後の計画


米国市場向けの商品は、広東省佛山市にある倉庫からカリフォルニア州ロサンゼルス近郊の倉庫に向けて出荷している。フルフィルメント(受注から配送までの業務)に10​​日以上かかる場合もあるが、それでも手ごろな価格は、忠実な顧客ベースの確保につながっている。常に商品が入れ替わっていることから、1日に販売される在庫保管単位(SKU)は平均2000にのぼる。

いわゆる宣伝は嫌う同社だが、インスタグラムや中国のソーシャル・メディア、ウェイボ(微博)などに適した画像を使い、すべてのソーシャルプラットフォームからアクセス可能な形でプロモーションを行っている。

有償でセレブやインフルエンサーに依頼する投稿は、同社ブランドのイメージを改善させ、「安かろう悪かろう」の批判を退けることにつながってきた。昨年5月にはグローバルなストリーミングイベントを開催。ケイティ・ペリーやリタ・オラ、ラッパーのリル・ナズ・Xなども参加した。

一方、昨年7月には同社サイトでかぎ十字のペンダントが販売されているとして非難を受けるなど、問題が起きていないわけではない(これについて、同社は繰り返し謝罪している)。

それでも、同社は将来に向け、モバイル決済やサプライチェーンファイナンス、そして当然ながら実店舗の開業など、複数の事業に目を向けているとみられる。何を始めるにしても、今後も超高速で進めていくことになるのだろう。

編集=木内涼子

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