デザイナー泣かせ? ロゴ自動生成サービス「Hatchfulロゴメーカー」がすごい

「Hatchfulロゴメーカー」で作成したいくつかのロゴ


完成

null

そして完成したロゴがこちら。今回は「創造的」「革新的」「現代的」な「アート&写真」事業を展開する「orange」というブランドロゴを作成してみた。最後の微調整で、背景のカラーをオレンジ色に、より革新的なイメージを持たせるためにアイコンを三角形に変更した。

作成したロゴは、サインアップしてログインすれば無料でダウンロードが可能となる。

誰でも手軽、だが……


最後に、実際に「Hatchfulロゴメーカー」を使用して実感したメリットとデメリットをまとめる。

メリットは、デザインの知識がない方や、プロに依頼する術がない方でもロゴを作れる手軽さだ。

ロゴの重要性を理解していても、事業を展開していく段階では、ロゴ作成まで入念に手が回せないこともあるだろう。

しかし、既に顧客認知の高いロゴも、事業の発展や時代の変化とともに、デザインが変わっているものだ。事業を進めていくなかで、より理想に見合ったロゴが生まれるかもしれない。事業を始めたばかりのうちから入念にロゴを作成することはマストではない。まずは、手軽にイメージを形に起こすことが大切だ。

「Hatchfulロゴメーカー」は、ご紹介した通り、質問に答えていくだけでロゴを作成できる。この手軽さこそが最大のメリットと言えるだろう。

デメリットは当然ながら、プロのデザイナーが生み出す独自性には敵わない点がだろう。

作成できるデザインの種類は豊富だが、プロが趣向を凝らしたデザインと比べると、やはり見劣りする部分がある。プロは、細やかな計算や企業へのヒアリングに基づいてロゴを作成している。想いを込めたロゴには、それだけの労力がかかるというわけだ。

ただ、メリットでも述べた通り、事業の発展とともにロゴを変化させることを考えると、大きなデメリットとも言えない。手始めにロゴを作成してみたい方は、どんどん活用するといいだろう。

誰でも簡単に、手軽にロゴ作成ができる「Hatchfulロゴメーカー」。メリット、デメリットはあれど、これから事業を始める方におすすめな画期的なサービスであることには違いない。

本記事では、「Hatchfulロゴメーカー」とその使い方について紹介した。該当する項目を選択するだけで、相応のデザイン案が提案されるため、ロゴ作成に迷っている方は試してみてもいいかもしれない。

文=アステル 編集=石井節子

ForbesBrandVoice

人気記事