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開発者にとって一番の魅力は、ポルカドットの開発システムである「サブストレート(Substrate)」が、イーサリアムと比較すると、より多様な表現が可能な幅広いキャンバスとして機能する点にある。

開発者が群がれば、そこに投資家も集まってくる。

ポルカドットは、取引が始まってから1年未満と日が浅い。初期状態のポルカドットがローンチされたのは、世界が新型コロナウイルスのパンデミックのさなかにあった2020年5月のことだった。まだ他との相互関連性が明らかになっていないため、「イーサリアムより割安」という表現は当てはまらない状態だ。

「投資判断については、他のファクターに基づいて行う方が良いだろう」と述べるのは、モスクワにあるハルシオン・グローバル・オポチュニティーズ(Halcyon Global Opportunities)のマネージング・ディレクターで、ハルシオンの傘下にあるシモリオン・ロングターム・バリュー・ファンド(Simoleon Long-Term Value Fund)のトップを務めているダニエル・ウルフ(Daniel Wolfe)だ。

「ポルカドットとイーサリアムの目標は似通っており、どちらも、スマートコントラクトの主要プラットフォームになることを目指している」とウルフは述べる。ポルカドットには、イーサリアムの弱点として指摘されている部分を補うよう作られた、多くの要素が備わっている。しかし、イーサリアムはすでに確立されたプラットフォームであり、多くの既存プロジェクトがイーサリアムをベースに進められている。

ウルフは自らのスタンスについて、「私たちはポルカドットを保有し、注意深く様子を見守っている」と語った。「(ポルカドットがイーサリアムより)優れたネットワークだと信じるに足る理由はある。だが、継続的に採用されるか否かを見極める必要もある。もし継続性が確認できれば、投資家は現在保有しているイーサリアムのポジションの一部を、ポルカドットに移動させたいと考えるようになるだろう」

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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