自己愛はけっして自己中心的なものではありません。あるがままの自分を認められるようになると、他人に対してもあるがままを認めることができるので、人間関係も良くなります。また、内面の充足感によって外見にもポジティブな変化が表れます。
夢は大きくても小さくても必要なエネルギーは同じ
一般的に、大きな夢を実現するには大きな努力が必要で、小さな夢には小さな努力しか必要ないと考えられていますが、それは違うと小熊さんは言います。
低い自己アイデンティティだった20歳の頃の夢は、通訳になって年収1000万円稼ぐことでした。そしてそれを達成したのち、起業して英語を教え、億の金額を稼ぐことに使ったエネルギーや努力は変わらなかったそうです。それどころか大きな夢のほうが、好きで得意なことを活かしているから毎日楽しくて仕方がないそうです。
英語を教え、受講生に成長してもらうために生きている今は、自分のことだけを考えていた20代の頃とは比べものにならないほどの幸福感や充実感がある。それは小熊さんが、夢を持ちビジョンを描き、それを実現させるために24時間365日を無駄なく使っているからです。
本書には、これまで小熊さんが世界一の人たちから学び、自分のものにしてきた成功哲学がぎっしり詰まっています。その扉を開いてみれば、小熊さんと一緒に自分らしい世界一を目指してみたくなるはずです。
(この記事は、小熊弥生著『世界一100人を同時通訳してわかった「最速」で結果を出す人の成功哲学』から編集・引用したものです)