.

Photo by Getty Images

テスラ株は今月、これまでの快進撃から一転、勢いを失っている。アナリストの間では、同社が今月上旬に世界最大の仮想通貨であるビットコインに対する15億ドル(約1580億円)の投資を発表したことで、同社株がビットコインの極端な乱高下を模倣し始めるのではとの懸念も生まれている。

テスラ株は23日朝、前日比で一時10%以上下落。ビットコイン投資を発表した今月8日からの下落率は25%を超え、時価総額はおよそ2150億ドル(約22兆6000億円)減り、約6200億ドル(約65兆3000億円)となった。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週末、ビットコインの価格について「高いように思える」とツイッターに投稿。ビットコインはその後、約7%下落した。

ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダニエル・アイブスは23日朝の顧客向けメモで、テスラ株は今や「良くも悪くも」ビットコインと「密接にひもづけられている」と指摘。こうした見方から、保守的な投資家はテスラ株の売りに走っている。

アイブスはテスラ株について強気な見方を保っているが、ここ最近の下落の原因として、最安モデルである「モデルY」の販売停止や、相次ぐ値下げがアナリストらの間での需要に関する懸念につながったと説明している。

翻訳・編集=遠藤宗生

PICK UP

あなたにおすすめ