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国際同時通訳者・小熊弥生氏。UPWセミナーでの同時通訳にて(写真提供:著者)。

国際同時通訳者の小熊弥生氏は、留学経験なし、TOEIC280点から独学で同時通訳者の夢を叶えたいわば「純国産」同時通訳者である。政財界、芸能界などの一流の人々の通訳者として指名が絶えないうえ、画期的な学習法で日本の英語教育を革新する起業家としても大活躍する、まさに「奇跡の人」だ。

小熊氏は、著書『世界一100人を同時通訳してわかった「最速」で結果を出す人の成功哲学』(光文社)のなかで、どうやってその奇跡を起こしてきたのか、また通訳者として接してきたカリスマたちの「成功哲学」を明かしている。

本稿では、小熊氏が通訳者としてじかに接してわかった「世界で活躍する一流たちの成功法則」を、同書より紹介する。


サクセスストーリーの始まりはボランティア


小熊さんの成功のきっかけは、ボランティアの通訳者として参加したTEDxTokyoでした。

誰もが世界中に向けてプレゼンテーションできるTED。東京でTEDxTokyoが始まったばかりの2011年、字幕や通訳の体制が満足に整っていない中、通訳仲間と一緒にボランティアで通訳を引き受けます。そしてリーダーとして、大舞台の経験がない人でも同時通訳できるように指導します。さらに2012年には、自身が登壇者となりスピーチを披露しました。

それ以降、首脳が集まる国際会議や官邸の記者会見、世界的な著名人などの同時通訳を任されるように。安倍晋三前首相、当時官房長官を務められていた菅義偉首相をはじめ、著名な政治家や、歌手・作家・科学者といった文化人など、誰もが知る著名な方だけでも100人以上を通訳してきました。

持ち味を活かせば誰でも世界一になれる!


小熊さんが同時通訳を務めてきたなかでも、特に強く影響を受けたのが世界ナンバー1コーチ、アンソニー・ロビンズ氏です。

アンソニーの教えの中に、パフォーマンスと報酬の関係を表す「報酬のピラミッド」があります。

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一番下のPoor(劣っている)レベルのとき、報酬はPain=痛みでしかありません。貧困状態です。それが、Good(良い)、Great(プロだねと言われる)、Excellent(プロ中のプロ)とレベルが上がってくると徐々に報酬も上がってきますが、Excellentでも、Outstanding(ずば抜けた)レベルとは雲泥の差があります。

では、どうしたらOutstandingになれるのでしょうか?

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