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As Mobile Economist at TUNE, I forecast and analyze trends affecting the mobile ecosystem.

アップルCEOのティム・クック(Drew Angerer/Getty Images)

アップルのティム・クックCEOは先日、22歳の中国の学生のビリビリ動画に出演し、その動画は約600万再生を記録するヒットとなり、SNSの微博(ウェイボー)では2億件を超えるコメントを集めている。

「2020年は、アップルの様々なプロダクトに関して過去最高のイノベーションを達成できた年だと信じている」とクックは、中国のガジェット分野のインフルエンサーとして知られるHe Tongxueのインタビューで話した。

クックは、iPhoneの機能の多くが中国にインスパイアされたものだと語り、iPhoneやiPadの標準カメラアプリへのQRコードの機能の導入が、その一例だと述べた。また、アップルマップのジャンクション表示も、中国の複雑な交差点の影響を受けたと発言した。

「5G通信においても、中国がかなり先行しているため、多くの点で中国から活力をもらっている」とクックは話した。

Tongxueは彼の祖母がiPhoneの操作が難しいと話しているとクックに告げ、高齢者のためのスマホを発売する予定はあるかと尋ねた。

「私たちは、すべての人のためのプロダクトを生み出すために懸命に努力している」とクックは言った。「取扱説明書を読まなくても使えるような製品を生み出そうとている。直感で操作できることが重要だ」と彼は続けた。

クックはさらに、アップルストアには高齢者向けのコースも用意されていると話し、祖母をそこに連れて行くことを提案した。Tongxueはビリビリ動画のインフルエンサーとして有名で、5G通信を使用した感想の動画が人気となっている。

Tongxueはクックに、若者が本当に好きな仕事を見つけるために何をすればいいかを尋ねた。クックが彼に与えたアドバイスは、かつてスティーブ・ジョブズが語った、人生の意味や目的、天職を見つけるためのヒントだった。



「私の昔の上司のスティーブは、非常に深いことを言っていた。『それは、見つけた時になってようやく分かることだ。まだ見つけていないなら、探し続けなければならない』ってね。なぜなら、あなたが求めているのは情熱だからだ。自分がやっていることが重要なことだと感じたいんだ。世界に変化を起こしていることを実感したいんだ」とクックは話した。

「そして、それを見つけられれば世界を変えることができる。毎朝、新しい気持ちで目を覚まして、物事に取り組んでいける。でも、それが見つからなければそうはならない」

編集=上田裕資

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