「明治初期、軽井沢はワイナリーだった」知られざる観光戦略とは

軽井沢観光協会 土屋芳春会長


インタビューを通じて


土屋会長と初めてお会いしたのは、今から20年位前にさかのぼります。当時土屋会長は軽井沢町議会議員をされておりました。以来軽井沢の将来を一番多く語り合っている間柄です。軽井沢を心から愛し、幅広いアンテナを張り常に新しい情報を受け入れて、軽井沢を世界に通じる長期滞在型ウェルネス・リゾートにすべく日々ご活躍されています。現在は、軽井沢の数多くの団体、委員会のトップを務められてます。

特に、2018年7月には軽井沢リゾートテレワーク協会を設立され、会長として軽井沢リゾートテレワークの黎明期から啓発活動にご尽力されてこられました。結果、この2年間で軽井沢ではコワーキングスペース、サテライトオフィス、オンライン会議専用の貸切スペースなど20か所以上ものワークスペースのオープンに至りました。

古き良き時代の軽井沢を知り尽くされ、軽井沢の将来を見据えて常に活動されており、まさに「軽井沢のイノベーター」と言っても全く過言ではありません。

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軽井沢のワークスペース一覧。軽井沢駅、中軽井沢駅周辺を中心に、様々なタイプのワークスペースが町内に点在している。

土屋芳春◎1956年軽井沢生まれ、日本大学文理学部卒、軽井沢青年会議所・理事長、日本青年会議所・芸術部会長等を経て、軽井沢町教育委員、軽井沢町議会議員を歴任。現在、軽井沢観光協会長、軽井沢リゾート会議都市推進協議会長、軽井沢リゾートテレワーク協会長、軽井沢ウェディング協会代表と共に、ミュージアムパーク「ムーゼの森(軽井沢絵本の森美術館・エルツおもちゃ博物館)」代表(館長)を務める。


連載:『人生100年時代 豊かな生活をおくる次世代ライフスタイル学』
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文=鈴木幹一

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