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山本憲資の百聞と一見の二兎を追う


遠隔で電源を入れて不在時に稼働させるためには、ネットワークに繋がり、Wi-Fi経由で外からコントロールできることは最低要件。またうちの小屋は、ワンルームの間取りなので省スペースであることのプライオリティが高い。その点からも、Eufyの最上位機種「RoboVac L70 Hybrid」が、水拭き機能も一体型で決定的に良かった。この仕様で5万円台というコストパフォーマンスの高さは大いに魅力的だ。

初回起動時から、掃除をしながら画像のような部屋のマップを自動で作成してくれる。おそらく本体にセンサーがついているのだと思うけれど、縁側部分含めて、計測の正確さに驚いてしまった。一度間取り図が作成されると、赤枠の進入禁止エリアと黄枠の水拭き禁止エリアをスマホでマップ上にそれぞれ指定できるようになる。



何度か使ってみると、どこでエラーが発生しやすいかが分かってくる。うちの場合はコードが密集しているコンセントの近くや、扉の下の隙間に本体が挟まってしまいがちなエリアは侵入禁止にして、ソファ前とキッチンのラグマットが敷いてあるエリアは水拭き禁止に設定してある。

こちらも都内を出発する頃にスイッチを入れておけば、到着するころには掃除完了。約80平米の稼働でおおよそ1時間程度。最大稼働時間は2.5時間なので十分にゆとりがある。もし途中で電源が切れそうになったら自動的にステーションに戻り充電を開始し、完了するとまた再開する機能まであるらしい。

アプリ上には、本体が部屋を掃除している間にどの様に動いているかがリアルタイムでマップ上に表示され、作業がスムーズに進行しているか、こまめに確認も可能だ。縄張りを定めるかのように区画の輪郭をまずは辿り、その区域を規則正しく掃除していく。人力でここまでこまめに丁寧に吸うのは至難の技であろう。

自分が不在の間に部屋の隅から隅までピカピカにしておいてくれるのは、まさに快適そのものだ。小屋に帰ってきたら、まずはEufy上部のカバーを開けてゴミパック容器の中を空に。高い吸引力のおかげもあるのだろうが、ぎっしりと詰まったホコリの量にいつも驚く。

東京の家は床置きの家具やらが多くてロボット掃除機は使ったことがなかったのだが、この効率性や緻密さを考えると使わない手はない。人力で掃除する時間を時給換算するとしたら、本体のコストなんて誤差みたいなものである。

スマートハウスの要件として、ロボット掃除機がスムーズに動作するレイアウトに設計するというのが今後は必須になってくるのではと強く感じた。ちなみに室内にいるときは、Google Home経由での操作も可能となっている。

Ankerの製品では、PowerHouseというポータブルバッテリーも小屋に常備している。


軽井沢は台風や大雪などの際にたまに停電もあるので、非常時の電源の確保は必須である。このPowerHouseのノートPCが15回充電できる。各社からポータブルバッテリーが発売されているが、僕はこのモデルのデザインが一番好きだ。

文・写真=山本憲資

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