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すし詰めの地下鉄や、走ってぎりぎりでバスに乗り込むこと、毎日通勤で渋滞に巻き込まれることなどを恋しく思うことはおそらくないだろう。しかし毎日の通勤は、たとえ不快なものであっても実は大きなメリットを持つ。

通勤時間に以前していたことを考えてみよう。音楽やポッドキャストを聞いていただろうか? それとも本を読んでいただろうか? 携帯電話でゲームをしていた人や、ぼんやりして全く何もしていなかった人もいるかもしれない。

一方現在は、仕事の前に何をしているだろう? 在宅勤務になって、仕事をするのに部屋を移動するだけでよくなった今、通勤時の習慣は維持されていないはずだ。

通勤は、仕事モードとの切り替えを助けてくれていたものだ。通勤のルーティンとオフィスに到着することは、仕事をする心の合図だったのだ。しかし、以前は仕事の1日が始まる合図であったものがどちらもなくなってしまった現在、自宅モードと仕事モードの切り替えに苦労するのは驚きではない。

そこで、脳に仕事を始める時間だと思わせる「フェイク通勤」を始めたらどうだろう? この通勤には、すし詰めの地下鉄や渋滞、公共スペースでヘッドホンから大きな音が漏れている人などは存在しない。

自宅を出る必要さえない


フェイク通勤は、自宅時間と仕事時間を区切るための最適化された朝のルーティンのことだ。フェイク通勤により、こうしたルーティンがなければ全てが混ざり合ってしまうように感じられる日々に区切りが設けられる。

自宅を物理的に出るかどうかはあなた次第だが、数分だけでも外に出て新鮮な空気を吸うことが強く勧められる。朝は歩いたり走ったりするのに適している。以前は地下鉄やバスで通勤していて、歩くことが通勤のルーティンに含まれていた場合はなおさらだ。

また、通勤に使っていた時間を使って運動や瞑想(めいそう)、ヨガ、ダンスなどの活動ができる。音楽鑑賞や読書も同様だ。

一歩進んで、昔のように荷造りをして通勤のルーティンを再現することもできる。バッグを自宅の作業場所に持参し、勤務日が始まるという明確な心の合図を出そう。

翻訳・編集=出田静

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