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2021.02.09

【2月第1週資金調達まとめ】AI活用を支援するRidge-iが7億8000万円の資金調達


TRiCERA


調達額:1億1500万円
調達先:有安伸宏 / 加藤恭輔 / 松本大輔 / 小池藍 / 山本幸央 / 杉浦崇之 / 宮下秀麿 / 小林俊仁

現代アート売買のグローバルプラットフォーム「TRiCERA.NET」を運営するスタートアップ。

「TRiCERA.NET」は世界中のアーティストが自由形式にアート作品を発表・販売出来るノーボーダーECサイトである。

2021年2月時点で、80を超える国と地域から2400名を超えるアーティストが参画しており、総出品数は17000点を超えている。流通総額は前期比の約500%に増加している。

同サービスを通し、アートが好きな人たちのボーダーを取り払い、より快適で安全なアートの流通を支援できるプラットフォームの実現を目指す。

2021年2月には有安伸宏氏とその他複数の投資家を引受先として第三者割当増資、並びに融資を実施。1億1500万円を調達した。

調達した資金は「TRiCERA.NET」におけるUI/UXの改善や、同社自身のブランドや認知向上にむけたアートフェア東京2021への参加等のプロモーションの強化に充当する方針だ。

ランプ


調達額:1億円
調達先:ANRI
備考:他、個人投資家を引受先とした第三者割当増資 / 金融機関からの借入を含む / 事業譲渡による調達を含む

飲食店向けテイクアウトの予約・決済サービス「TakeEats」を運営するスタートアップ。

「TakeEats」は初期費用・月額費用が無料の飲食店向けのテイクアウトに特化した予約・決済システムだ。

テイクアウト営業を検討する飲食店には“商品の手数料が高い”、“サイトやシステム導入に初期費用がかかる”といった負担やリスク、消費者にとっては“メニューや値段がわからない”、“電話が繋がらない”など、デジタル化が遅れていることで購入に至らないという現状があった。

このような飲食店の負担と消費者の不便を解決するために生まれたのが、テイクアウトに特化したプラットフォーム「TakeEats」だ。2020年6月のリリースから7カ月間で全国500店舗の飲食店に導入されており、大きくサービス展開を行なっている。

2021年2月には、独立系VCのANRI他、個人投資家を引受先とする第三者割当増資、金融機関からの借入、事業譲渡を実施し、総額約1億円の資金調達を実施。

この調達を通じ、「TakeEats」の新機能追加、バージョンアップ、優秀な人材の採用等を加速していく予定だ。また、ウィズコロナ、アフターコロナの中で人々の"食"の生活様式が変わる中、地域社会・飲食店業界・タクシー業界のデジタル化に貢献するべくスピード感を持って事業の拡大に注力していく。

文=STARTUP DB

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