生地と着心地のギャップに驚く。気鋭ブランドの別注セットアップ

RAKINESと+81の2020秋冬別注セットアップ(写真提供:RAKINES)

「どのジャンルにも分類できない自由な服」を掲げるアパレルブランド「RAKINES(ラキネス)」から、ファッションインフルエンサーの髙島涼が手がけるコンセプトストア「+81」別注のセットアップが発売された。

「RAKINES(ラキネス)」×髙島涼「+81」


RAKINESは、デザイナー米澤知世、ディレクター大島隆之が率いる2019年ローンチの新生ブランドだ。ワンシーズンに厳選された数型のみを提案するのが特徴。素材選び、工場選び、そしてシルエットへのストイックなこだわりが、ファッション界の注目を急速に集めている。

髙島は1992年生まれのファッションインフルエンサー。建築士、アパレル会社勤務を経て2018年に独立。InstagramやYouTubeなどでの、ドメスティックブランドを中心とした独自の編集ディレクションが反響を得て、国内外からファンを獲得。現在SNSの合計フォロワー数は26万人を越える。

また、自身のブランド 「RYO TAKASHIMA」、監修を務めるセレクトストア「+81」をはじめ、メディアやブランドのディレクターなど幅広く活躍する。+81は、“Seamless“をコンセプトに、世界中のファッション、カルチャーを繋ぐ試みだ。

ハリのあるミリタリー生地でつくる、リラックスしたセットアップ


今回、+81が別注したアイテムは、「Drivers jacket」と「Wide Tapered pants」。ブランドの特徴である色出し(カラーリング)は、髙島とRAKINESで共創。トーンを落としたグレイッシュなブルーグレーは、素材の綾目をより美しく見せてくれる。ジャケットとブルゾンをあわせたような構造のジャケットは、セットアップスタイルながらリラックス感のある仕上がりだ。

生地にも注目したい。「Heavy serge」と銘打つ今回の生地は、ミリタリーウェアに匹敵するほどのスペックをもつ。中太番手の梳毛双糸をタテヨコに使用し、通常の2倍近い目付で織られていることが特徴だ。高密度で地厚な生地は、しっかりとした重さもありながら、強いハリと反発感があるため、体感としては実際の重量より軽く感じられる。肌触りも滑らかで、3シーズン対応。オン・オフ問わず活躍してくれそうだ。展開は、「Heavy serge-Drivers jacket」74,800円(税込)、「Heavy serge-Wide tapered pants」59,400円(税込)の2型。


問い合わせ:RAKINES
https://rakines.com/

文=杉岡 藍

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