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Photo by Stefani Reynolds-Pool/Getty Images

ジョー・バイデン米大統領の支持率は、就任から9日目の時点で56%だったことが分かった。新大統領の「ハネムーン期間」の初期の調査で、「強く支持する」、「どちらかといえば支持する」と答えた有権者は、それぞれ31%、25%だった。

世論調査会社ジョン・ゾグビー・ストラテジーズが登録有権者を対象に実施したオンライン調査で、大統領を「支持しない」と答えた人は36%、「分からない」とした人は8%となっている。

バイデン大統領の支持率は、昨年の大統領選での勝利の決め手となった若い有権者の間で特に高い。今回の調査でも、18〜29歳と30〜49歳の2つの有権者層で、支持率は61%となっている(不支持はそれぞれ32%、31%)。

50〜64歳では、「支持する」人が47%、「支持しない」人が45%だった。また、65歳以上の層では「支持する」が55%、「支持しない」が38%だ(この年代は、大統領選では52%がドナルド・トランプを支持した)。

バイデンの支持率を人種別にみると、白人では49%(不支持率44%)、ヒスパニック系で71%(同24%)、黒人で73%(同18%)。性別でみた支持率は、男性が57%、女性が55%となっている。支持政党別の支持率は、共和党が30%、無党派が54%、民主党が89%だった。

政治思想別にみると、バイデンは「非常にリベラル」、「リベラル」な有権者の間でそれぞれ77%、87%という高い支持を得ている。また、支持率は「穏健派」の間で69%、「保守的」、「非常に保守的」を自認する人たちの間ではどちらも30%だった(大統領選では、「非常に保守的」な有権者の支持率は14%だった)。

度を越した党派政治が過去20年近くにわたって続いてきたことを考えると、バイデンの支持率には目を見張るものがある。問題の多かったトランプ前大統領には“岩盤”とも呼ばれた支持基盤があり、任期中の支持率は大半の期間において、41~42%程度を維持していた。だが、物議を醸した引き際は明らかに、その基盤に影響を及ぼした。そのことが、バイデンが過半数の支持を獲得することにつながっている。

編集=木内涼子

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